
こんにちは!「GMARCH合格指導のプロ」ときわ先生です!
今回は1500人以上を指導してきた僕が実際に経験した事例から、受験生が絶対やっちゃいけない「NG勉強法」をテーマににお話します。
実は難関大に合格できない受験生って、根本的に考え方や知識がなってないです。
でも大丈夫です。今回のNG勉強法を学べば、正しい方向で勉強できますし、併せて僕の教え子も半年で偏差値を38から62にアップしている勉強のコツも教えちゃいますね。
勉強をする以前の土台となる基礎力がないと…
- 遠回りになってしまう
- 成果につながらないという事態になる
という事態になる可能性大です。
マスタースキルは、このコンテンツの最終章で解説をするので、最後までしっかりご覧くださいね。
またコンテンツの最後では、人数限定で行っているあなたの受験戦略をマンツーマンで徹底分析して「改善点」をお伝えする「受験ロードマップ作成会」の案内しているので、最後まで動画を見逃さないでください。
このコンテンツでは、受験生が陥りがちな間違いを以下の4つの章に分けて詳しく解説します。
動画で見たい方はコチラ


根本から大間違い!?「不合格確定の姿勢・考え方6選」


受験勉強の土台となる「姿勢」や「考え方」が間違っていると、どんなに努力しても成果は出ません。
プロスポーツ選手が練習をサボるようなものです。
正しいスタート地点に立つために、以下の6つのNG姿勢を改善しましょう。
受験を甘く見ている
「ちょっと努力すれば楽勝」という謎の自信は禁物です。
自身の学力を客観的に把握し、必要な意識レベルと勉強量を理解しましょう。
実際に僕が経験した事例だと、
- 偏差値40から半年で東大に行けると思い込んでいる(高校からは東大合格者ゼロで早慶も出ていない)
- youtubeに影響されて自分も3ケ月で早稲田に行くんだ!!と相談に来て、実際に勉強時間はゼロで、受験知識もなく「今からやろうと思っていた」と言う
- 小学生の漢字も書けない状態からスタートし、1ヶ月で挫折



これらは極端な例でなく、毎年一定数います。
自分を客観的に見れない受験生は、現実を知り然るべき努力をしない限り、必ず挫折するか志望校を大幅に下げています。
そのため自分の学力を客観的に把握し、情報を調べて、どのくらいの意識レベルと勉強量が必要かを把握した上で楽勝かどうか判断してください。
結論:受験は甘くない、自分を見つめ直しましょう
覚悟がない
GMARCH以上の難関大学合格には、授業以外で平均6時間45分程度の勉強が必要です。
特に偏差値が低い場合は、起きている時間はずっと勉強する覚悟がなければ逆転は困難です。
まずは勉強時間(量)の確保を最優先にしましょう。
偏差値が低く残り時間も少ない状態からスタートするなら、起きてる時間はずっと勉強する覚悟がないと逆転は厳しいです。
受験を甘く見たり、自分で自分を信じ切れない理由で、覚悟を持って勉強できません。
その根本には、「どうせ自分なんか無理なんだ」という自分を信じ切れずに諦めている姿勢が見え隠れしています。
これだけは覚えてください。
無理だと諦めずに覚悟を決めてください。
結論:覚悟がないと受験は乗り切れません
受験知識ゼロでノープラン
目標が不明確で、知識がないまま「なんとなく」で進めていませんか?
目標を明確にし、受験知識を身につけ、逆算して計画を立てましょう。
受験に限らず、何か大きな目標を叶えるには、目標を明確にして動機を強固にし、逆算計画を立てて取り組みます。
全く知識がない状態では計画も何も立てられません。
結論:目標を明確にして、受験知識を身につけて戦略的に取り組みましょう
短期的快楽にすぐ負ける
スマホやYouTube、ゲームなどの誘惑に負けていませんか?
「息抜きが大事」と言い訳せず、今すぐに短期的快楽を断ち切り、後悔しない選択をしましょう。
スマホは預け、誘惑のない環境を整えることが重要です。
息抜きのせいで、受験に失敗し後悔した人しか見ていません。
受験が終わった時に、「何でもっと一生懸命にやらなかったんだろう」と後悔する人は毎年必ずいます。



あなたもそうならないように、すぐにSNSや短期的快楽との向き合い方を変えてください。
結論:短期的快楽に負けて後悔しかしないから、今すぐに断ち切ると決めましょう
塾に入ればすぐに成績アップすると思っている
塾は「与えてくれる」場所ではなく、「自ら考え、行動する」ためのサポートをする場所です。
受け身の姿勢では成績は伸びません。能動的に学習し、質問し、自身の学歴に責任を持ちましょう。
不合格になる5つ目の姿勢が「塾に入ればすぐに成績アップすると思っている」です。
これは塾に入ったのだから、勝手に合格まで導いてくれるという受け身のマインドが原因です。
受け身のままで、能動的に学習したり質問をしません。
指導者はあなたの脳内を完全に見れませんし、常に一緒にいられません。
そして他人のせいにしても受験は自己責任です。
自分の学歴は自分だけのもので、責任転嫁はできません。
みずから考え行動していきましょう。
結論:塾に入って能動的に実践した人だけが成績アップする
どうせ無理だと思っている
過去の成功体験がなくても、志望校がGMARCH以上の場合、「どうせ無理だ」というネガティブな感情は精神的な病につながる可能性があります。
他人や不安にフォーカスせず、「どうすればできるか」を常に考え、自分を信じて努力を続けましょう。
受験で結果が出るまで安心はないので、他人や不安にフォーカスするのでなく、どうすればできるかを常に考えて覚悟と忍耐で自分を信じ切れる人が勝つのが受験です。
無理だと思わず自分を信じましょう。
どうすればできるかを常に考えましょう。
結論:自分を信じて努力を続ける胆力が必要なのが受験!!
1章のまとめ
ここまで、「不合格確定の姿勢・考え方」について解説しました。
不合格確定の姿勢・考え方に共通するのは、覚悟と決断の欠如、受け身で甘い態度、そして自分を信じ切れない姿勢です。
受験に一発逆転はありません。
シビアに現実を見つめ、覚悟を持って計画を立て、能動的に勉強に取り組み、自分の未来を信じることが合格への道です。
受験に一発逆転ホームランはないです。
本気になれば沢山やるべきことが見えてきますし、壁にぶち当たっても切りぬけられます。
自分の未来のために勉強しているのです。
無理だと思わず自分を信じてください。
1500人を指導してわかった「確実に成果が出ないNG勉強法28選」


ここからは、実際に多くの受験生が陥りがちな、成果が出ない具体的な勉強法を28個解説します。
過去の失敗から学び、正しい勉強法へ修正していきましょう。
気分で取り組む
確実に成果が出ないNG勉強法の1つ目は、「気分で取り組む」ことです。
計画を立てずに気分で勉強すると、好きな科目に偏り、苦手科目は後回しになりがちです。
計画倒れを防ぐためには、達成度を60%と見積もり、予備時間を確保すること。
また、1日ではなく1週間単位で計画を微調整する柔軟性も重要です。
結論:計画を必ず立てて、予備時間を設けてカバーしやすくしましょう
勉強記録をつけて反省しない
次にNG勉強法の2つ目は、「勉強記録をつけて反省しない」ことです。
勉強記録をつけるのは面倒に感じるかもしれませんが、自分の行動の穴や抜け、至らない点が可視化され、効果的な修正点が見つかります。
30分単位で記録し、反省点をもとに翌日以降の改善策を考えましょう。
こうしたちょっとの差が、後々に積み重なって大差をうむので、ぜひやってみてください。
結論:勉強記録を取り可視化し、反省し修正案を考えましょう
睡眠時間を大幅に削るor寝すぎる
次にNG勉強法の3つ目は、「睡眠時間を大幅に削るor寝すぎる」ことです。
睡眠時間を削りすぎると判断力が鈍り、効率が低下します。
7〜8時間の睡眠を確保し、頭が覚醒した状態で勉強する方が効率的です。
また、寝すぎも生活リズムを崩し、倦怠感につながります。



規則正しい生活リズムを心がけ、家族にも協力してもらいましょう。
結論:睡眠時間は7-8時間で、生活リズムだけは乱れないようにしましょう
単語を紙に隅から隅まで丁寧に書きまくる
次にNG勉強法4つ目は、「単語を紙に隅から隅まで書きまくる」ことです。
単語を丁寧に書き写すのは時間の無駄です。
スペルを覚えるには書き殴る、意味を覚えるには赤シートで隠して繰り返し見る、といった効率的な方法を取り入れましょう。
結論:単語はシートで隠して殴り書き程度でOK。効率を考えましょう
ノートまとめで勉強の大半が終わる
次にNG勉強法5つ目は、「ノートまとめで勉強の大半が終わる」ことです。
ノートまとめは、作業であり勉強ではありません。
暗記や問題演習といった「アウトプット」にこそ時間を割くべきです。
インプットとアウトプットの理想的な比率は3:7です。
ただし、できなかった箇所を分析し、改善するためのノートまとめは非常に効果的です。
結論:脳死で丸写しではなく、できなかった所を分析するためにノートまとめをしましょう
動画講義をただ見てるだけ
次にNG勉強法6つ目は、「動画講義をただ見てるだけ」です。
動画講義をただ流し見するだけでは、頭は働きません。
能動的にメモを取り、動画を止めて内容を理解する時間を設けるなど、積極的に取り組むことが重要です。
動画を垂れ流して思考停止するのは勉強ではありません。
結論:動画講義に逃げない!!能動的な勉強を選択しましょう
基礎を飛ばして応用をやりたがる
次にNG勉強法7つ目は、「基礎を飛ばして応用をやりたがる」です。
入試問題は応用レベルですが、基礎ができていなければ応用は解けません。
英語の文法や解釈、古文の単語など、基礎をおろそかにすると、必ずどこかで躓きます。
勉強以外のどのジャンルでも基礎を飛ばして、いきなり応用はありえませんよね。
バイトは研修からスタート、運動部はフットワークと筋トレからスタートです。
でも僕が20年以上指導してきて、間違いなく応用内容で詰まった人の99%が基礎内容が抜けてます。



結論:基礎を笑うものは基礎に足元を掬われます
再現をしない
次にNG勉強法8つ目は、「再現をしない」ことです。
授業を受けっぱなし、暗記しっぱなし、問題演習しっぱなしでは成果は出ません。
「ラーニングピラミッド」が示すように、学んだ内容を「再現」することで学習定着度は飛躍的に高まります。
参考書を閉じて自力で説明できるか、間違えた問題の解答根拠を説明できるかを確認しましょう。
正しい勉強の流れは、
- 授業や参考書で内容を理解する
- 授業ノートや参考書の重要部分を暗記する
- 問題演習をする
このように、勉強は「理解→暗記→演習」の順番で進めるのが基本的な流れです。
しかし、人間は忘れやすい生き物なので、復習をして学んだ内容を再現することが重要です。
「ラーニングピラミッド」という概念があります。
このピラミッドでは、学習定着度が上から下に行くにつれて高くなります。
例えば、講義や授業を受けただけ、参考書を見ただけだと、定着度は5%や10%と非常に低いです。
そこで、復習が必要になるのです。
復習の際には、問題集を解いて演習し、その後、学んだことを再現してみることが重要です。
具体的には、
- 参考書を閉じて自力で暗記事項を再現できるまで繰り返す
- 間違えた問題は解答根拠を明らかにして説明できるまで繰り返す
この方法で学習定着度が非常に高くなります。
ラーニングピラミッドを見ると、教えることで学習定着度が最高レベルまでアップすることが分かりますね。
結論:自分で再現して教えられるかを確認することが、学習定着を高めるために必要不可欠です
完璧主義
次にNG勉強法9つ目は、「完璧主義」です。
完璧を求めすぎると、勉強の進みが遅くなり、計画通りに終わりません。
人間は忘れる生き物です。
70%程度の完成度で一旦次に進み、繰り返し復習することで知識を定着させ、最終的に100%を目指すのが効率的です。
結論:完璧主義は捨てましょう
指導を素直に聞かずに勝手にアレンジする
次にNG勉強法10個目は、「指導を素直に聞かずにアレンジする」ことです。
指導者のアドバイスを素直に聞かずに自己流にアレンジしても、成績は伸びにくいです。
プライドは捨て、指導者の経験と知識を信頼し、アドバイスを実践することが合格への近道です。
自分のやり方の方が良いと思っていたり、勉強が終わりきらずに省略するのが原因です。
結論:指導者の言うことに素直に従いましょう
時間を区切らずダラダラと勉強する
次にNG勉強法11個目は、「時間を区切らずにダラダラ勉強する」ことです。
あなたは、「パーキンソンの法則」をご存知ですか?
これは、「人は与えられた時間やお金を最大限まで消費してしまう」という法則です。
人は制限時間を決めないとダラダラやる生き物なのです。
そこで、勉強するときには
- 目標タイムを決める
- タイマーで時間を計測する
※ただし、休憩時間やぼーっとしている時間はカウントしない
しながら勉強することで、集中力を高め、効率的に学習を進められます。
結論:目標時間を設定して、タイマーでカウントダウンしながら勉強をする
復習の回数が圧倒的に足りない
次にNG勉強法12個目は、「復習の回数が圧倒的に足りない」ことです。
あなたは「エビングハウスの忘却曲線」をご存知ですか?
人は20分で42%、1時間で54%、1日で74%、1週間で77%、忘却します。
この事実は、エビングハウスという学者の実験によって明らかになりました。
ここで注目してほしいのは、1日で大半は忘れるという事実です。
1日(74%)と1週間(77%)の忘却の差はあまりないですよね??
このことから、忘れやすい24時間以内に対策することが大事だと分かります。
そして忘却を防ぐために重要なのは、忘れる前に復習することです。
繰り返し復習をすることで、知識が定着することが科学的に明らかになってきます。
復習のポイントは
- 24時間以内に1~2回復習を入れる
- 1週間以内に再度復習を入れる
この2点です。
これをきちんと守れれば、あとは長期記憶になるので記憶をメンテナンスするだけです。
結論:忘却前提で繰り返し復習することが大事
できないことを可視化して分析しない
次にNG勉強法13個目は、「できないことを可視化して分析しない」ことです。
苦手なことから目を背けていると、いつまでたってもできるようになりません。
できないことを可視化し、細かく分析することで、確実に実力がつきます。
苦手分析ノートを作り、重点的に克服していきましょう。
結論:苦手を克服するのが勉強。逃げない
同じ科目をノンストップで長時間やり続ける
次にNG勉強法14個目は、「同じ科目をノンストップで長時間やり続ける」ことです。
確かに気分がのってきて、長時間勉強できてしまう場合があります。
休憩なしで長時間同じ科目を続けると、集中力が低下し、疲労が蓄積します。
人間の集中力は90分が限界と言われています。
「コンカレントワーキング(分業)」を取り入れ、複数の科目や単元を同時並行で進めましょう。
コンカレントワーキングとは、「分業」を意味します。
これは、「一つのことを長時間やり続けるよりも、いくつかの作業を同時並行して進めた方が効率的」という考えです。
古文→英語→現代文というように、科目を変えて分業していきましょう。



例えば、コンカレントワーキングの実施案を3つ紹介しましょう。
- 案1:90分(思考系)→10~20分(暗記&休憩)→90分(思考系)
→10~20分(暗記&休憩) - 案2:80分(思考系)→10分(暗記&休憩)→80分(思考系)
→10分(暗記&休憩) - 案3)25分(思考系)→5分休憩→25分(暗記系)→5分休憩→25分(思考系)→5分休憩→25分(暗記系)→15~30分休憩
ワンセットを繰り返す
このように、「暗記→暗記」ではなく、「暗記→思考系」という具合に暗記と思考系を組み合わせて勉強すると効果的です。
ちなみに、案3はポモドーロテクニックと言います。
(25分学習+5分休憩)を繰り返し行う方法です。
結論:ぶっ続けで同じ科目を勉強せず、分業して高い集中力を保ちましょう
色々な参考書に手を出す
次にNG勉強法15個目は、「色々な参考書に手を出す」ことです。
参考書を1周したらすぐ次の参考書に手を出す人は成績が伸びません。
最低でも3周、暗記物は数十周繰り返し、知識を定着させ、頭の使い方の訓練を徹底しましょう。
一度解いた問題でも、解き方の訓練を繰り返すことで、初見問題の正答率が安定します。
結論:参考書は知識を暗記して頭の使い方を繰り返し訓練するため、3周以上繰り返しましょう
他人の勉強法を鵜呑みにする
次にNG勉強法16個目は、「他人の勉強法を鵜呑みにする」ことです。
SNSなどで見かける「成功体験」は、そのまま自分に当てはまるとは限りません。
結論:経験豊富な指導者のアドバイスを参考にし、日々の微調整と修正を重ねて、自分なりの最適な勉強法を確立しましょう。
受験で使わない教科や単元を勉強する
次にNG勉強法17個目は、「受験で使わない科目や単元を勉強する」ことです。
これには3つの原因があります。
- 学校で授業を取ってしまい定期テストがあるので勉強している
- 絞れずに「使うかもしれない」という理由で勉強している
- 完全な無知
受験で使わない科目や単元に時間を割くのは無駄です。
学校の都合や「使うかもしれない」という曖昧な理由で勉強せず、合格のために「何を選び、何を捨てるか」を明確に判断しましょう。
結論:合格のために一切の無駄は排除しましょう
参考書が最強とか授業が最高とか言って偏る
次にNG勉強法18個目は「参考書が最強!!授業が最高!!とか言って偏る」ことです。



これは個人個人で正解が異なります。
参考書だけで上手く行く人もいれば授業だけで上手くいく人もいます。
大事なのはメリットとデメリットを把握して、自分の特性に合ったやり方を選択することです。
- 参考書学習
- メリット
- 授業を待たずに毎日学習できるので、進捗がはやい
- 苦手なところに時間をかけて、できる所はカットするなど、自分なりにカスタマイズできる
- デメリット
- 文字媒体なので理解に躓くことがあり、質問出来る環境がないと厳しい
- 自分に合った難易度の参考書を選ぶのが難しい
- メリット
- 授業
- メリット
- 良い先生に当たれば分かりやすく理解できる
- 参考書に書いていないテクニックも教えてもらえる
- デメリット
- 参考書で読めば数分なのに、授業だと倍以上説明するのに時間がかかり、効率が悪い
- 授業を受けても自宅で復習しないと伸びない
- メリット
参考書学習と授業学習にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
自分の特性を理解し、どちらか一方に偏らず、状況に合わせて最適な方法を選択しましょう。
結論:参考書にも授業にもデメリットがあることを理解しましょう
模試を受けない
次にNG勉強法19個目は、「模試を受けない」ことです。
現在の模試は共通テストタイプのマーク模試と国立2次タイプの記述模試が主流です。
私大専願だからといって模試を軽視してはいけません。
模試は基礎学力の指標となり、難関私大合格者には模試での結果に共通点が見られます。
結論:特にマーク模試は、GMARCH志望ならC判定以上、日東駒専A判定、早慶志望ならC判定以上、GMARCH A判定を11月までに目指しましょう
過去問の軽視
次にNG勉強法20個目は、「過去問の軽視」です。
過去問は、その大学の傾向が詰まった宝庫です。
同じ問題が出なくても、類似問題や頭の使い方の訓練になります。
第一志望は10年分、その他は5年分、時間がなくても第一志望は5年分、その他は3年分に取り組み、徹底的に分析することで得点を底上げできます。
結論:過去問を解いて傾向分析すれば、得点の底上げ間違いありません
初見問題を解くという目標を考えて勉強できていない
次にNG勉強法21個目は、「初見問題を解くための勉強ができていない」ことです。
目の前の参考書を「なぜやるのか(目的)」、「どのような状態になりたいのか(結果)」を意識せずに取り組むと、ただの丸暗記に終わってしまいます。
最終的に初見問題を解けるようになるという視点を持って学習しましょう。
結論:目標と結果のイメージを持つことで効果の出る勉強をしましょう
夜型の勉強を続ける
次にNG勉強法21個目は、「夜型の勉強を続ける」ことです。
これは夜型の勉強を否定していません。
受験本番は午前中に試験が始まるため、試験の3ヶ月前には朝型生活に切り替え、体内時計を整えましょう。
結論:受験本番3か月前までに朝型生活にして万全な体調にしましょう
英検を軽視
次にNG勉強法23個目は「英検を軽視する」ことです。
早慶やGMARCHの文系受験では、英検を活用すると有利になるケースが多々あります。
明治大学、中央大学、法政大学、立教大学、上智大学などで英検利用が可能です。
結論:情報収集を怠らず、計画的に受験を検討しましょう
現代文の勉強をしない
次にNG勉強法24個目は「現代文の勉強をしない」ことです。
「ネイティブだからフィーリングで大丈夫」という考えは危険です。
現代文は背景知識、キーワード、読解練習、論理的思考の訓練が必須です。
得意な分野以外では途端に正答率が落ちるため、必ず対策をしましょう。
勉強しないで済ませようとするのではなく、しっかりと向き合い、基礎から応用まで幅広く学習することが、現代文の真の実力を身につけるための道です。
結論:現代文は体系的に学びましょう
古典文法と古文単語の軽視する
次にNG勉強法25個目は「古典文法と古文単語を軽視する」ことです。
古文は文法と単語さえ押さえれば、得点源になりやすい科目です。
適当に読み流さず、基礎を徹底的に固めましょう。
結論:単語と文法という基礎を疎かにしてはいけません
英文法と英文解釈の軽視
次にNG勉強法26個目は「英文法と英文解釈を軽視する」ことです。
英文法と英文解釈は、英語の土台となる部分です。
これらを軽視すると、どんなに単語を覚えても長文は読めるようになりません。
まずは薄い参考書から始め、基礎を徹底的に固めましょう。
結論:文法と解釈という基礎を疎かにしないこと
流れを押さえずに歴史用語だけ丸暗記する
次にNG勉強法27個目は「流れを押さえずに歴史用語だけ丸暗記する」ことです。



歴史は、単なる暗記科目ではありません。
なぜその出来事が起こったのか、その結果どうなったのかという「流れ」を理解することで、知識が定着し、応用問題にも対応できるようになります。
結論:歴史用語の丸暗記は避けて、流れから押える勉強をしましょう
全く工夫せず脳死で丸暗記する
次にNG勉強法28個目は「全く工夫せず脳死で丸暗記する」ことです。
ただひたすら書き写すだけの「脳死」状態での丸暗記は非効率的です。
アウトプットを意識し、声に出す、人に説明する、問題を解くなど、様々な工夫を取り入れて五感を刺激することで、記憶の定着率を高めましょう。
結論:自分で工夫して覚えようとする能動性が大事。脳死での勉強はせず、常に思考しましょう
まとめ
1500人を指導してわかった「確実に成果が出ないNG勉強法28選」について解説しました。
全てのケースに共通するのが、
- 自分から考えて工夫しない
- 面倒くさいことやらずに楽な方へいく
- 根気強く取り組まずにすぐに成果を求めたがる
- 根拠のない自分のこだわりや判断を優先する
- 情報に翻弄されて正しい行動ができない
です。
この間違った思考を正反対にして下さい。
- 自分から考えて工夫を試みる
- 面倒くさいことが成長ポイントだと思って、率先してやる
- 根気強く成果が出るまで諦めない
- 信頼できる指導者を見つけて、一緒に判断してもらう
- 情報は客観的に分析する
です。是非取り入れて下さい。
3人に1人がやらかす即不合格の「致命的行動9選」


次に第3章では、3人に1人がやらかす即不合格の「致命的な行動9選」を解説します。
私も毎年この行動を目撃して、必ず生徒に改善するよう伝える重要なことなので、しっかりご覧くださいね。
安易に答えを求める
最初の致命的行動は「やたらと質問する、しかも浅いし参考書をきちんと呼んでいない」ことです。
分からないことがあればすぐに質問するのではなく、まずは自分で解決しようと考える意識が重要です。
自力で解決するための「自己解決力」を身につけ、安易に「答え」を求めず、どうすれば良いか考えて質問するようにしましょう。
結論:安易に答えを求めないこと
恥ずかしいことを理由に頑なに質問しない
2つめの致命的行動は「恥ずかしいのを理由に頑なに質問にこない」ことです。
質問しないことで、自分の人生がかかった受験を台無しにするのは避けましょう。
恥ずかしがらず、適度に質問することで、疑問を解消し、学習を進められます。
結論:シャイで自分の受験を台無しにしないこと
成果が出る前に挫折する
3つめの致命的行動は「成果が出る前に挫折する」ことです。
成績は努力量に比例して直線的に伸びるわけではありません。
一定期間伸び悩む「停滞期」を経て、急激に伸びる時期が訪れます。
特に英語や国語、数学はこの傾向が強く、よくやればやるほど、勉強量に比例して成績は伸びると勘違いしている人がいますが、比例しません。
- 努力しても努力しても成果が出ない時期(3ヶ月〜半年間)
- 「浮く」経験を通して、急激に成果が上がる時期
- 偏差値60の壁にぶつかり、低迷期
- 壁突破。またドカンと右肩上がり
- 偏差値65の壁にぶつかり、早慶の壁が超えられない
- 圧倒的な成果
このようなケースが多いので、自分が今どの時期か確認しましょう。
自分が今どの時期にいるのかを理解し、諦めずに努力を続けましょう。
結論:成績は勉強量に比例して伸びないので注意してください
部屋が汚いし誘惑が多い
4つめの致命的行動は「部屋が汚くて誘惑が多い」です。
汚い部屋では探し物をする無駄な時間が増え、漫画などの誘惑によって集中力が途切れます。
部屋を掃除し、誘惑になるものを片付けて、勉強に集中できる環境を整えましょう。
結論:部屋を掃除して、誘惑を遠ざけて無駄な時間をなくしましょう
自習室難民
5つめの致命的行動は「自習室難民になる」ことです。
勉強場所を探す時間は無駄です。
有料自習室を借りるなど、お金を払ってでも確実に勉強できる場所を確保し、時間のロスを防ぎましょう。
結論:お金を払ってでも環境は整えましょう
お金に困っていないのにバイトする
6つめの致命的行動は「お金に困ってないのにバイトする」ことです。
特に浪人すると「自立したい」「社会経験を積みたい」といった理由でバイトを始める受験生がいますが、受験期においては本末転倒です。
お金に困っていないのであれば、バイトに費やす時間を勉強に充て、合格を最優先に考えましょう。
どうしてもしないといけない場合は、時間を4時間くらいにして、早朝にバイトして終わったら直で自習室に行きましょう。
そうすると朝型のリズムで勉強できて一石二鳥です。
結論:バイトしなくて良いならしないこと
理転する
7つめの致命的行動は「理転する」ことです。
「文転」という言葉はありますが、「理転」という言葉は存在しないと思ってください。
文系から理系への転向(理転)は、相当な覚悟と計画がなければ成功しません。
高校1年生の早い段階で決断し、必要な科目の基礎を固めていなければ、浪人しても非常に厳しい道のりになります。
本当に理転する前に、数Ⅲや理科科目を少し勉強してみて、現実的か判断することをおすすめします。
結論:20年指導してきて、理転で上手くいくケースはレアです。慎重に判断しましょう
浪人時の無双感で国立志望に変更する
8つめの致命的行動は「浪人開始時の無敵感覚で国立志望に変更する」ことです。
浪人を決めた途端に「来年こそは!」と意気込み、無敵感覚で国立大学志望に切り替える人がいます。
しかし、私立大学と国立大学では試験科目も傾向も大きく異なります。
特に共通テスト対策を疎かにすると、途中で息切れする可能性が高いです。
浪人時の無敵感覚で安易に国立志望にして私立にも間に合わない生徒を沢山見てきました。
結論:無双感に騙されず、冷静にやることを分析して判断しましょう
私大志望のくせに共通テストで失敗して再起不能になる
9つめの致命的行動は「私大志望なのに共通テストで失敗して再起不能になる」ことです。
私立大学専願であっても、共通テストを全く意識しないのは危険です。
近年は共通テスト利用入試も増えており、共通テストのスコアで合格を掴むチャンスもあります。
また、共通テストの失敗で精神的に追い詰められ、私大の一般入試にも悪影響を及ぼすケースもあります。
共通テストを軽視せず、ある程度の対策は行いましょう。
共通テストが終わり音信不通になり、数週間行方不明になる生徒は毎年います。
結論:受験は根気忍耐胆力です。想定とは違っても、最後の最後まで自分を信じてやりきりましょう
毎年音信不通になる生徒がいるので、最後に説明しました。
まとめ
第3章では、3人に1人がやらかす「致命的な行動9選」について解説しました。
全てのケースに共通するのが、
- 受験を甘く見ている
- ネガティブ思考
- 覚悟がない
これに尽きます。
自分の人生をかけて取り組む受験勉強なので、甘く見ずにきちんとリサーチして指導者の言うことを素直に聞きましょう。
そして覚悟を持って勉強に取り組み、受験が終わるまでは自分を信じてポジティブ思考でいきましょう!!
難関大に合格できる人に共通する「3つのマスタースキル」


次に第4章では、偏差値38→62も夢じゃない「合格者の基準」3つのマスタースキルを解説します。
多くの受験生を指導してきて分かったのは、難関大学に合格する人には「勉強をする以前の土台となる基礎力」である3つのマスタースキルが備わっているということです。
このスキルがない状態で勉強しても、遠回りになったり、成果に繋がらなかったりする可能性が高いです。
ズバリ「合格者の基準」3つのマスタースキルは質×量×タイム&プライオリティマネージメントを徹底的に意識することです。
具体的に説明しましょう。
マスタースキル1:勉強の質
モチベーションが最大限に高まり、正しい勉強法を知り、時間的なプレッシャーをかけながら勉強に取り組むことで、学習の質は飛躍的に高まります。
キーワード:モチベーション・勉強法・タイムプレッシャー
マスタースキル2:勉強の量
1日2〜3回、さらに1週間以内に2〜3回と繰り返し復習することで、知識は忘れにくい長期記憶として定着します。
これが適切な学習量をこなすということです。
キーワード:1日2-3回転+1週間2-3回転
マスタースキル3:タイムマネージメント
計画を立てて取り組み、1日の終わりに反省をして改善策を考え、次の日に修正する。
これをタイムマネージメントと呼びます。
さらに、優先順位を明確にして効率的に取り組むことも含まれます。
キーワード:タイムマネージメント&プライオリティマネージメント
まとめ
この3つをまとめて、私は「3つのマスタースキル」と呼んでいます。
マスタースキルとは、勉強をする以前の土台となる基礎力のことを指します。
このスキルがない状態で勉強しても
- 遠回りになってしまう
- 成果につながらない
という事態になる可能性大です。
これらの3つのスキルが揃ったら勉強がスムーズになると思いませんか??
モチベがなく時間もはからずダラダラ勉強して、勉強法もわかりません。
復習に重きをおかずに、ときっぱなしのやりっぱなし。
勉強記録も取らずに何となくでやり、優先順位もつけずに気分でやります。
本当の受験生になって難関大合格を短期間で勝ち取りたいなら、規律を持って自己管理していくしかありません!!
そのための基礎土台がマスタースキルなのです。
ライン登録を頂いた方にマスタースキルを徹底的に解説した電子書籍を期間限定プレゼントしています。
是非概要欄からライン登録をして受け取ってください。
まとめ





今回はNG勉強法について話をしましたが、いかがでしたか?
まず第1章でお話した「不合格確定の姿勢・考え方」を理解し、
第2章の「確実に成果が出ないNG勉強法」を見た後に、
第3章の「致命的行動」を見れば、
NG勉強法と解決策を完全マスターできます。
さらに4章の「合格者の基準」3つのマスタースキルを確立すれば、合格者側にくること間違いなしです。
是非取り入れてくださいね。
あなたの勉強法が改善して、成績が爆伸びすることを願っています。
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