
こんにちは!「GMARCH合格指導のプロ」ときわ先生です!
今回は、最新のGMARCH入試を完全攻略するためのロードマップをお伝えします。
「最近の入試って複雑でよくわかんない」「英検や共通テスト利用の入試って一体何なの?分かりやすく教えて!」と感じている方が多いと思います。
毎年100人以上の生徒を見ていてわかることですが、受験自体の知識が乏しく、漠然としたイメージで受験校を決めてしまう人が非常に多いです。
なぜ、受験知識がないと「危険」なのか?
大体、受験知識がない人ほど、以下のような状況に陥りがちです。
- 共通テストは使わないし関係ないといって無視する
- 英検取得はスピーキングやライティングが大変で、私大では使わないから受験しないと考える
- 立教や青学は得体が知れないから避けようとする
- 明治→中央→法政で受験すれば問題ないと思い込む
もし「これって当然じゃないの?何か問題あるの?」と感じたなら要注意です!
その状態で受験戦略を組むと、高倍率に飛び込んで撃沈したり、自分の特性を活かしきれない入試で苦戦するといったことになりかねません。
そこでこのコンテンツを見ているあなたにも、僕の教え子限定で教えているGMARCH戦略をゼロから教えちゃいます。自分で戦略を立てるのに不安がある人は即学んで、受験を大成功させてください!
またコンテンツを最後まで見てくれた人には、人数限定で行っているあなたの受験戦略をマンツーマンで徹底分析して「改善点」をお伝えするcも行っているので、最後まで見逃さないでください。
動画で見たい方はコチラ


第1章:今さら聞けない「一般入試の仕組み」を完全解説


現在の入試は非常に複雑です。きちんと理解しないと、平気で高倍率に出願して撃沈するということが起こります。入試は情報戦なのです。
よくある無知のパターンとして、以下が挙げられます。
- 全学部入試と個別日程の違いが分からない
- 共通テスト単独利用方式で第1志望のGMARCHを狙っている
- 英検に不合格だと四技能利用入試に出願できないと思っている
具体的に、現在の私立大学の入試は大きく分けて次の4つになります。
共通テスト利用
共通テストの結果を使って合否判定をする入試で、2つに大別できます。
共通テスト単独型
私大のメイン日程ではないために、募集人数が少なく高得点勝負になりやすいため、この方式で合格できるなら一般で受けても充分合格できる実力があると言えます。
- メリット: 私大に受験しに行く必要がない。共通テストが得意な場合に活かせる。英検利用できる場合がある。
- デメリット: 高得点が必要。募集人数が少ない。



そのためGMARCHを第1志望にする受験生はワンランク下の大学かGMARCHの穴場学部に合格するので精一杯というのが長年のパターンです。
ただし、一般入試よりも共通テストの方が相性が良い場合は本命も狙いましょう。
一般でGMARCH全滅したけど、共通テスト利用だけで合格したというケースも見ています。
その際に、英検利用で換算得点を行っている大学に救われたなんてことも実際に起こっています。
共通テスト併用型
- メリット: 自分の適性や得意不得意に対応できる。
- デメリット: 高得点が必要、募集人数が少ない、私大に受けにいく必要がある。
例えば共通テストの英語が得意で、他の科目は一般入試が良い場合などのように、自分の適性とマッチした受け方ができる一方で、メイン日程でないために、募集人数が少なく難易度が上がる入試です。
全学部日程
- メリット: 難易度が優しい、マーク式のウェイトが高い、個別日程の前に一度チャレンジできる、英検を使える場合がある。
- デメリット: 募集人数が少なく高倍率、高得点勝負。
文系も理系も同じ試験を受けるので、難易度は優しくなりマーク色が強くなります。
さらにメインの個別日程よりも前に入試があるので、受験回数を増やせるメリットがあります。



しかし募集人数が少ないのと、難易度が優しい分、高得点勝負となり、基礎的な問題を取りこぼしなく得点していくタイプの入試が多いです。
個別日程
- メリット: 募集人数が多い。対策がしやすい。併願しやすい。
四技能利用日程
英検に代表される四技能検定を合否に使う入試。共通テスト利用、全学部日程、個別日程でも利用できる可能性があります。
- メリット: 英語なしで戦える、スコアが高いと受験を有利にできる。
- デメリット: メイン日程ではないため募集人数が少ない。
- 英検の使い方:
- 合格が条件: 英語の試験免除して残りの科目で判定、またはCSEスコアを得点換算して合否判定に利用する。
- 合格を条件としない: 英語を得点換算、またはスコア基準で英語を免除。
「可能性がある」と言ったのは、英検利用できない日程も存在するからです。これはリサーチしていくしかありません。
そして四技能利用入試で一番使われるのが英検です。これは他の四技能資格と比べて対策がしやすいからで、迷ったら英検一択で問題ありません。
2つ目の英語を得点換算するタイプですが、例えば学習院大学の国際社会学部では、英検合格だけでなく実際のスコアに応じて得点換算を行い、高得点ほど有利になっています。
次に合格を条件としない場合も2つにわかれて、英語を得点換算するタイプと基準スコアを設けて英語を免除するパターンです。



得点換算タイプの例として、中央大学の経済学部では、このように最低スコアこそ設けてありますが、得点換算して英語を合否に使用します。英語免除パターンとして早稲田の文学部と文化構想学部が有名だと思います。
このように合否に関係なく基準スコアを満たしていれば英語の試験はなしで他の科目を受験しに行きます。
第2章:最新GMARCH入試の「二極化」傾向を把握する


最近のGMARCH入試は二極化が進んでいます。この現状を知ることで、自分の適性や特性に合った戦略が立てられ、有利に入試を進めることが可能です。
よくある無知パターンとして、以下が挙げられます。
- 青学や立教を得体が知れないと言って避ける
- 英検を取っても大して意味がないと思っている
- 共通テストは必要ないと言って勉強を怠る
その結果、安易に「明治→中央→法政の順番で降ろして、学習院は日程が合わないし避けよう」という結論に至りがちです。
現在のGMARCH入試は大きく4つのパターンに分類できます。
パターン① 一般的な私大タイプ
これは皆が「一般入試」と呼ぶ入試のことで英語・国語・歴史の3科目を大学側で作成した独自問題に解答する形式で、第1章でも紹介した昔から続いている王道の入試形式です。
- 該当大学: 明治大学、中央大学、法政大学、学習院大学
- メリット: 対策がしやすい、併願しやすい、リスニング・スピーキング・ライティング対策が不要。
- デメリット: 倍率が高い。



また少ない労力で逆転したい層が入試形態が複雑な立教と青学は割けて、あまり調べもせずに明治→中央→法政のように併願するのが多い印象です。
パターン② 立教大学タイプ
当日は国語と歴史の2科目のみです。
- 特徴: 全ての学部で全学部統一試験を実施(合計5日間受験可能、1回で1学部のみ出願)。文学部には独自問題の3科目日程も。
- メリット: 英検基準クリアで本番2教科はMARCH標準レベルで高得点を狙いやすい、複数チャンスがある。
- デメリット: 英検スコア(最低2200以上)が必須。
立教大学では全ての学部で同じ問題が出題される全学部統一試験を実施しており、合計で5日間受験可能です。
ただし1回の入試で1学部しか出願できません。
これは他大学の全学部入試が複数出願できるのに対して、大きな違いなので覚えておきましょう。



そしてもう一つ重要なのが、受験できない日程が出てくる点です。
歴史か数学の受験かによって受験可能な日数が異なります。
そのため5日間全て受験ができないことは覚えておきましょう。
因みに、文学部では1日だけ全学部入試ではなく、英語・国語・歴史の3科目を独自問題で受験できる日程があります。
そのため文学部志望で英検のスコアを気にしないで受験したい人は検討しましょう。
パターン③ 青山学院大学タイプ
そのため入試要項とにらめっこして、1学部ずつ丁寧に確認しましょう。
入試形態は大きくわけて3種類です。
- 入試形態:
- 共通テスト+独自問題: 共通テストの得点と独自問題の合計で合否判定(共通テスト75-80%必要)。独自問題は小論文や総合問題が出題される場合も。
- 全学部入試: 全ての学部で同じ問題が出題される統一試験。難易度は易しめ。
- 独自問題入試: 英語・国語・歴史の独自問題のみ。青学では少ないマイナー日程。
- メリット: 全学部入試はGMARCHで一番易しい問題。
- デメリット: 共通テストに左右される、独自問題(小論文・総合問題)対策が別途必要。
共通テスト科目が学部や学科により異なるので必ず調べてください。
独自問題も学部学科で特色があり小論文や複数科目をミックスした総合問題が出題される場合もあり、独自の対策が必要です。
独自問題入試ですが、これは一般的な私立大学の入試と同様に英語・国語・歴史の独自問題のみで構成されている入試形態で青山学院大学ではこの方式が少なく以下の学部学科でしか行っていません。
- 文学部英米文学科の2科目入試
- 経済学部の全ての学科の2科目入試
- 社会情報学部の2科目入試(数学受験)
特に経済学部を受験する際には2科目入試の分、高倍率に注意してください。
パターン④ 四技能利用入試タイプ
実施大学の一部として
- 明治大学経営学部、農学部、国際日本学部
- 中央大学国際経営学部、総合政策学部、国際情報学部、文学部、経済学部
等が挙げられます。



基本的に募集人数が少なく高倍率が多いです。
また英検を基準にすると2級合格でCSE1980程度だと勝負できない学部が多く、2級合格でCSE2200は欲しいところです。
入試の二極化の正体
現在は「共通テスト+独自問題」も個別日程つまりメイン日程で実施している大学があります。



第1章で説明した募集人数の少ないメインではないこっちの日程とは別に、募集人数の多いメイン日程として「共通テスト+独自問題」を採用している大学があるのです。
つまり、共通テストを利用することを個別日程として必須にしているのです。
難関大学が共通テスト重視に動いている中で、何も調べずに青学や立教、上智を避ける受験生が多いですが、これは非常にもったいないことです。
早稲田受験生は教育、文化構想、社学、商、人科を併願する人が圧倒的に多いです。
そして大手予備校が出している共通テストのパーセンテージの予想ですが、
- 早稲田:85%
- 上智:80-85%
- 青学:75-80%
となっており、上手い感じで段階的になってます。
新傾向の早稲田→上智→立教→青学を上手く組み合わせれば、共テレベルの最低限の学力で合格を勝ち取れる可能性があります。僕の時代は早慶上智GMARCHの全てが個別日程の一発勝負だったので、これは革命的だと思います。
- 従来通りの独自問題型: 明治、中央、法政、学習院
- 共通テスト&独自問題型: 青学、立教、上智、早稲田(社学、人間科学、国際教養やスポ科、政経など)
このように、現在の難関私大入試は二極化しています。
きちんと調べて対策をすれば実は自分の適性とマッチしてポンと合格なんてことに、もっと多くの受験生ができると思うのです。
こうした傾向を踏まえて次章では具体的な戦略を大公開します。
第3章:あなたのための「GMARCH入試戦略」を確立する


まず自分の武器を知り、どう使えば良いかのイメージが湧いたら、次はその武器を最大限に活かした戦略を立てましょう。
受験が有利になる武器の紹介と具体的に使える大学学部の紹介、そして対策法についてもお話していきます。
自分の「武器」を知る
受験が有利になる「武器」は以下の3つです。
武器その1:英検利用
GMARCHランク以外も併願で受験する人が多いと思うので、英検利用入試で勝負できる基準について最初に伝えておきます。
- 早慶レベル: CSE2200以上(文学部、文化構想学部が現実的)
- 上智&GMARCHレベル: 英検2級合格でCSE2100が最低ライン、2200以上が望ましい。準1級があれば積極活用。
- それ以下の大学: 英検2級合格で十分勝負可能。
早稲田大学の文学部と文化構想学部以外でも英検利用を実施している早慶はありますが、基準が厳しすぎたり入ってから英語の授業ばかりなど、万人向けではありません。
GMARCHに関しても、英検2級ギリギリ合格程度では勝負できない学部が多く、2100以上は最低でも欲しいです。



逆に準1級を持っていれば積極的に英検利用を検討してください。充分勝負できると思います。
それ以下のランクだと基本的に2級に合格していれば勝負できる大学は多いです。
2100を超えてくるとかなり有利になる大学もあるので、高スコアに越したことはありません。
2級合格でも勝負できますので、積極的に利用を考えてください。
「自分は英検2級ギリギリ合格だからどこもだせない」と考えるのではなく、滑り止めの大学も含めて検討していくと使える大学は増えます。
さらに滑り止めの大学でも、個別日程で3科目を受験しにいくのと、英検利用入試で1科目だけを受験しに行くのとでは、終わった後の疲労度が全然違います。
そのため、英検利用は安易に切らないでください。
次に、個人的なおすすめによる英検利用で検討すべき大学学部の一覧です。
※全てを網羅していないのでご注意ください。
- 明治大学: 全学部入試(経営、国際日本、農学部)- CSE2088で90%換算。
- 中央大学: 経済学部(英語得点換算)、国際経営学部(英語傾斜配点・2科目)、総合政策学部(準1級が出願基準)。
- 学習院大学: 国際社会学部(英検スコア得点換算)。
- 立教大学: 全ての学部で英検利用可能(学部ごとの目安スコアあり)。
- 青山学院大学: 国際政治経済学部(準1級出願条件、論述総合問題)、総合文化政策学部(CSE2100以上、共通テスト併用)。
目安として個人的なCSE予測値も併記します。あくまでも個人的予測なのでご了承ください。



ここまでおススメの英検利用を紹介しましたが、要検討として良く話題にあがる日程も解説していきます。
明治大学の個別日程の英検利用
基準となるスコアが高く出願のハードルが高い割に倍率はそこまで低くなりません。
それを踏まえて検討してください。
法政大学の英検利用(全般)
T日程という全学部日程で英語・現代文の二科目入試のところ、英語を免除で現代文1科目で受験できること、英検2が出願基準となる理由で、高倍率で20倍超えてくる年もあるので、博打要素を覚悟で現代文でしっかり取れるかを検討して出願してください。
合格できたらラッキー程度の意識で出願しましょう。
中央大学(文学部、国際情報学部)
準1級が出願基準でハードルは高いが文学部は「若干名」しかとらず、また国際情報学部は高倍率になりがちなので、第一志望の場合のみ検討する人が多いです。
武器その2:共通テストのパーセンテージ
共通テスト単独方式の入試で、どれくらいのパーセンテージで合格できるかを知ると、共通テスト利用でどこを出願するかが明確になってきます。
因みにこのデータはあくまでも2025年度の目安で、毎年変動するのでご了承ください。
- 共通テスト単独方式の合格目安(2025年度)
- 明治大学: 85%
- 立教大学: 池袋85%、新座80%
- 青山学院大学: 82-85%
- 中央大学: 77-80%
- 法政大学: 75-80%
- 学習院大学: 75-80%
- ポイント: 近年共通テストの難化を受け、ボーダーが下がっています。
78%以上で法政(多摩)、中央が狙え、75%で成成明学、70%で御三家女子大、65%で日東駒専が目安。



ひと昔前までは、GMARCH82%以上、成成明学78%、日東駒専75%くらいで、70%を下回ると大東亜になってしまったのですが、近年共テの難化を受けて、ボーダーが下がっています。そして実は偏差値も下がっています。
調べると日東駒専で偏差値50を切ってるところが普通に見つかるので驚くかもしれません。
こう見ると、共通テストでどれくらい得点すればどのランクが取れるかの目安がわかりますね。
78パーセントを超えてくれば法政と中央がギリギリで取れそうです。
ここで挙げた大学では、個別日程では不要な漢文まで必須の場合があり、そのせいでパーセンテージが下がっていることがあります。
そのためご自身でも必ずリサーチして下さいね。
武器その3:小論文(論述)や総合問題
特に、青山学院大学でこのタイプの独自問題が出題され、「対策がわからない」「情報もあまりない」「得体が知れない」と避けられがちです。
そこで、ここでは青山学院大学の説明していきましょう。
独自問題が出題されるのは次の学部学科です。
- 文学部英米文学科B方式
- 文学部フランス文学科A方式、B方式
- 文学部比較芸術学科A方式
- 教育学部
- 法学部
- 国際政治経済学部
- 総合文化政策学部
- 社会情報学部D方式
- 地球共生学部
- コミュニティ人間科学学部
こうして見ると、かなり多くの学部学科で「得体の知れない」独自問題が出ると分かります。
もっと細分化して、対策をまとめてみました。
- 小論文タイプ:
- 意見論述が求められる。現代文要素が混ざるものと純粋な意見論述のみがあります。
- 小論文要素の強い傾向
- 対象の学部学科:文学部フランス文学科B方式 / 教育学部 / 地球共生学部 / コミュニティ人間科学学部
- 小論文で意見論述のみ
- 対象の学部学科:文学部比較芸術学科A方式 / 総合文化政策学部B方式
- 小論文要素の強い傾向
- 対策: 書き方、型、原稿用紙の使い方を学び添削を受ける。ネタ本や最新ニュースをストックしましょう。
- 意見論述が求められる。現代文要素が混ざるものと純粋な意見論述のみがあります。
- 総合問題タイプ:
- 文章を読みながらその学部学科に関連する総合的知識を問われます
- 対象の学部学科:法学部A方式 / 総合文化政策学部A方式 / 社会情報学部D方式 / 文学部フランス文学科A方式
- 英語とのミックス
- 対象の学部学科:法学部B日程 / 国際政治経済学部
- 対策: まず過去問に取り組み、問われている知識を逆算してストックしましょう。
- 文章を読みながらその学部学科に関連する総合的知識を問われます
- その他: 英語での意見論述で英作文のみ
- 対象の学部学科:文学部英米文学科B方式
- 対策:自由英作の対策を行いましょう。



小論文タイプは、一般的な小論文対策と同様に軸となる講義系の参考書を使い、小論の基本を学び、ネタ本やニュースの内容を要約していき、書くネタをストックする流れで学習しましょう。
そして何が問われているかを書き出して、必要な知識を逆算してストックしていきます。
受験する学科や方式によって傾向が異なるので、この方法が一番効率が良いと思います。
因みに、問われている知識自体はそこまで難しくないので、基礎的な部分を勉強するだけで対応できるので、そこまで怖がらずにチャレンジしてほしいです。
その他の英作文ですが、英語の文章を読んで自由英作文をしていく英語の要素100%の試験となっているので、自由英作の対策を行いましょう。
パターン別受験戦略
次はその武器を存分に活かした戦略を立てていきましょう。
あなたの「武器」を最大限に活かすための戦略を、4つのパターンに分けて解説します。
ここが最重要パートなのでじっくりご覧ください。
パターン1:英検CSE2200 以上&共テで80%以上狙える場合
このパターンの場合、英検も共通テストも充分GMARCHで勝負できます。
おすすめ受験校と戦略例をまとめておきます。
- おすすめ受験校: 上智大学(文学部、総合人間科学部)、青山学院大学、立教大学を検討後、王道の明治→中央→法政→学習院を検討。
- 戦略例: 共テ80%で上智、75%で青学、英検使って立教3日間受験。共通テスト単独利用で法政多摩キャン、中央も狙う。英検利用で明治、中央、学習院、青学も検討。



ここで上智大学を入れたのには理由があります。上智大学では共通テスト+独自問題の入試方式の場合、共通テストで英語・国語(漢文まで必要)・歴史の三科目で80%以上必要ですが、英検加点があり英語の得点が上乗せされます。
さらに独文学部と総合人間科学部の独自問題が青学と傾向の似ている現代の文章の出題なので、共通テストで80%取れればチャンスは広がります。
そのため積極的に検討してください。
次に青山学院大学は、共通テスト75%以上で、独自問題のみで受験可能です。
さらに英検のスコアの基準を満たしていれば、立教大学は全学部入試の易しめの難易度かつ同じ傾向の問題で3日間勝負できます。
以上の理由で、共テ80%で上智、75%で青学、英検使って立教3日間受験これらをまずは検討してください。
その後に王道の入試である明治→中央→法政→学習院の中から自分に合った学部を選んでいきます。
さらに共通テスト単独利用では、80%が狙えると法政の多摩キャンパスや中央あたりのGMARCHが合格する可能性がでてきます。
これらを踏まえて、戦略の一例も挙げてみましょう。
- 共通テスト単独利用
- 共通テストで80%取れれば法政多摩キャン、中央を狙いましょう。
- さらに英検利用で東洋や東京経済、昭和女子あたりも熱いです。
- 英検利用
- 明治大学(全学部入試 経営学部、国際日本学部、農学部)
- 中央大学(経済学部、国際経営学部、総合政策学部)
- 学習院大学(国際社会学部)
- 青山学院大学(国際政治経済学部、総合文化政策学部)
- 一般入試
- 上智大学→青山学院大学→立教大学のCDランクを検討して、後は明治・中央・法政・学習院あたりを検討してください。
- 共通テスト利用で取れていると思いますが、マークミスや難化が不安な場合は、成成明学ラインの受験を検討しましょう。
こうすることで、自分の武器を最大限に活かしてGMARCHに絞って受験可能になります。
パターン2:英検CSE2200未満で共テ80%狙える場合
このパターンの場合、英検が少し心もとない状態ですが共通テストで勝負できる状態です。
おすすめ受験校と戦略例をまとめておきます。
- おすすめ受験校: 上智大学(文学部、総合人間科学部)、青山学院大学、立教大学(新座キャンパス狙い撃ち)を検討後、王道の明治→中央→法政→学習院を検討。
- 戦略例: 共テ80%で上智、75%で青学、英検使って立教新座キャンパスを3日間受験。共通テスト単独利用で法政多摩キャン、中央も狙う。英検利用で明治、中央、学習院、青学も検討。
まず上智をまず検討します。英検加点が取れていますし、条件としてはパターン1と大差はないからです。
次に青山学院大学は、共通テスト75%以上で、独自問題のみで受験可能なので検討します。
次の立教大学は英検スコアが新座の基準しかクリアできていないので、確立を高めるために新座3連発をおすすめします。もちろん共通テストで80%取れれば池袋に変更も可能です。



以上の観点から、共テ80%で上智、75%で青学、英検使って立教の新座キャンパスを3日間受験をまずは検討してください。
その後に王道の入試である明治→中央→法政→学習院の中から自分に合った学部を選んでいきます。
さらに共通テスト単独利用では、80%が狙えると法政の多摩キャンパスや中央あたりのGMARCHが合格する可能性がでてきます。
これらを踏まえて、戦略の一例も挙げてみましょう。
- 共通テスト単独利用
- 共通テストで80%取れれば法政多摩キャン、中央を狙いましょう。
- さらに英検利用で東洋や東京経済、昭和女子あたりも熱いです。
- 英検利用
- 明治大学(全学部入試 経営学部、国際日本学部、農学部)
- 中央大学(経済学部、国際経営学部)
- 学習院大学(国際社会学部)
- 青山学院大学(総合文化政策学部)
- 一般入試
- 上智大学→青山学院大学→立教大学のDランクを検討して、後は明治・中央・法政・学習院あたりを検討してください。
- 共通テスト利用で取れていると思いますが、マークミスや難化が不安な場合は、成成明学ラインの受験を検討しましょう。
こうすることで、自分の武器を最大限に活かしてGMARCHに絞って受験可能になります。
パターン3:英検取得してない&共テで80%狙える場合
このパターンが一番判断に困ります。
英検を取得していないことから、英検利用自体は受験できません。
そのため、共通テスト後に検討してください。
おすすめ受験校と戦略例をまとめておきます。
- おすすめ受験校: 上智大学(加点を使わなくても80%狙える場合は検討)、青山学院大学、立教大学(新座キャンパス狙い)を検討後、王道の明治→中央→法政→学習院を検討。
- 戦略例: 上智大学、青山学院大学を検討。立教は共通テスト一発勝負になるため、共通テスト後に検討。その後、王道の明治→中央→法政→学習院にシフトチェンジする層が増えます。共通テスト単独利用で法政多摩キャン、中央も狙いましょう。



このパターンの場合、王道の方にシフトチェンジした方が良い層が増えてくるので、しっかり検討してください。
まず上智ですが英検加点こそ使えないですが10点-20点くらいなので、加点を使わなくても80%狙える場合は検討してください。そのまま青学も検討します。
次の立教が共通テスト一発勝負になってしまうので、70%以上取れれば新座キャンパスあたりで勝負できそうですが、博打要素も入ってきます。
これらを踏まえて、戦略の一例も挙げてみましょう。
- 共通テスト単独利用
- 共通テストで80%取れれば法政多摩キャン、中央を狙いましょう。
- さらに英検利用で東洋や東京経済、昭和女子あたりも熱いです。
- 英検利用
- 選択できません
- 一般入試
- 上智大学→青山学院大学→立教大学のDランクを検討して、後は明治・中央・法政・学習院あたりを選んでください。
- 共通テスト利用で取れていると思いますが、マークミスや難化が不安な場合は、成成明学ラインの受験を検討しましょう。
こうすることで、自分の武器を最大限に活かしてGMARCHに絞って受験可能になります。
パターン4:英検なし&共テも自信なしの場合
結論として王道に絞って受験しましょう。
明治→中央→法政→学習院を検討していきます。
- おすすめ受験校: 王道の明治→中央→法政→学習院を検討。
- 戦略例: 共通テスト単独利用で70%を目指し、東京経済や日東駒専あたりの滑り止めに合格できたら良いという程度。一般入試で明治・中央・法政・学習院を慎重に検討し、成成明学、日東駒専も含めてリスクヘッジしながら受験しましょう。
これらを踏まえて、戦略の一例も挙げてみましょう。
- 共通テスト単独利用
- 共通テストで70%取れれば東京経済や日東駒専あたりの滑り止め合格を狙いましょう。
- 英検利用
- 選択できません
- 一般入試
- 明治・中央・法政・学習院あたりから慎重に検討してください。
- その下のランクの成成明学そして日東駒専も含めて受験校に入れましょう。
- 一般入試の中でリスクヘッジをしながら受験していきます。
まとめ


意外と多くの人が「自分の考えてたGMARCH合格プランとちがう」と感じているはずです。
現場で指導していると、王道の明治→中央→法政を中心に考えて、上智や青学、立教を避ける人が非常に多いです。
ですが、ここ2年くらいで、
- 明治と中央全滅して青学の地球共生だけ合格
- 上智と青学以外GMARCH全滅
- 立教以外全滅
こういった結果を見ることが多くなりました。
毎年のように大学受験は変わっていますし、先生方が受験した頃はどの大学もシンプルに独自問題だけの3科目入試でした。
現場の指導者も怖いと思います。
噂や何となく怖いというイメージに惑わされずに、情報を知り、自分の武器を知ることで、複雑な受験だからこそ、あなただけの突破口が見つかるかもしれないのです。
このコンテンツがそんなあなたの突破口になってくれれば幸いです。
今の入試は複雑です。でもだからこそ逆転合格が可能と言えませんか?
皆が何となくイメージで受験校を決めてるのに対して、あなたはこのコンテンツで学んだわけです。
何度も見返して、戦略を立ててくださいね。
ただ、ここまでコンテンツを読んで
- 1人で戦略を作るなんてハードル高すぎるとか
- 自分の場合はどこを優先的に改善すればいいの?
- 個別具体的な勉強相談にのってほしい
といった方も多いと思います。
僕の公式LINEでは無料プレゼントと受験に関する有益な情報を発信していますので興味がある方はぜひ今のうちに受け取っておいてくださいね!
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