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【大学受験】受験直前期の過ごし方を徹底解説!裏ワザ勉強法&受験当日の戦略&メンタル強化法を紹介

【大学受験】受験直前期の過ごし方を徹底解説!裏ワザ勉強法&受験当日の戦略&メンタル強化法を紹介

この記事では、【大学受験】受験直前期の過ごし方を徹底解説!裏ワザ勉強法&受験当日の戦略&メンタル強化法について解説します。

受験直前期になると

  • 不安で勉強が手につかない
  • 過去問をどう攻略して良いか分からない
  • 各科目ごとに何を優先してやるべきか分からない
  • 受験当日が不安

と悩む人が多いです。

ときわ先生

今回は全ての悩みを解決するので、期待してください!!

あなたが完璧な直前期を過ごすために「直前期にやるべきこと」を明確にします。

そうすることで、効率よく勉強を進められます。

受験直前期に不安を感じている方は、ぜひこの記事で最適な学習法を学び、偏差値を大幅に向上させ、GMARCH合格を掴み取りましょう!

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目次

1章:直前期にやるべきこと

受験の直前期にやるべき勉強とそのやり方についてお話します。

一つ一つ自分ができているか確認して、修正してください。

①基礎事項の徹底反復と定着

この時期こそ、基礎事項の徹底反復を重視してください。

基礎事項とは何かというと

  • 単語、文法、熟語
  • SVOCなどの英文構造の理解(英文解釈)

こういった一番最初に取り組んだ基礎を徹底的に反復する時間を作ってください。

ときわ先生

過去問を中心に進めている場合でも、過去問だけをやるのではなく、例えば

  • 単語を1日200~300個復習
  • 文法書(例: ビンテージやスクランブル)の復習
  • 英文解釈で不安な箇所は解釈本に戻って復習

このように基礎を常にボトムアップしながら、応用問題に取り組みます。

基礎は、すべての土台です。

基礎が抜けた状態では、思わぬところで足をすくわれます。

さらに、基礎事項は感覚的に即答できるレベルで身についている必要があります

当たり前のことを、当たり前にできる状態にしておくことが重要です。

ちなみに、他の科目でこの時期にやっておくべき基礎事項は

現代文の基礎事項

  • 漢字練習
  • キーワード(語彙)の補強

古文の基礎事項

  • 古文単語
  • 古典文法
  • 古文読解のルールの不安箇所の確認

歴史の基礎事項

  • 一問一答式の星2つ3つレベル(日東駒専~共通テストレベル)を復習
  • 流れが不安な所を再現する(順番に流れを自力で説明できるか確認する)

これらは全て受験勉強の初期段階で行ったことですが、直前期には取り組んでいない人もいて、意外と忘れているものです。

今回紹介した各科目の基礎事項は、隙間時間に取り組めると思うので、できれば毎日コツコツ確認しましょう。

確実にジワジワと過去問の得点が上がってくるので、効果は実感してもらえるはずです。

この時期に過去問を解いて伸び悩んでいる人も、基礎の復習をすることで得点がアップします。

②過去問演習と赤本ノートの分析

次に、過去問演習と赤本ノートでの分析法を説明します。

ときわ先生

この時期は過去問がメインなので、しっかり見てくださいね。

まず、過去問を解くべき年数は、以下が理想的な目安です。

  • 第1~第3志望校:10年以上
  • 第4~第6志望校:5年程度
  • 滑り止め校:2~3年

ただし、現役生の場合、時間が限られているので、以下が現実的な目安になります。

  • 第1~第3志望校:5年
  • 第4~第6志望校:3年
  • 滑り止め校1~2年

次に、過去問演習の取り組み方を解説します。

過去問演習の取り組み

過去問の取り組み方については、とってもシンプルです。

  • 制限時間をはかりながら、時間以内に解答する
  • 解答を見て採点をする

このような流れで、普段の模試やテストと同様に行います。

ただし、注意してほしいのが、配点が公開されていないことが普通なので、自分で逆算して配点を考えるか、単純に割ってパーセントを出していくしかありません。

これは、皆が同じ立場で仕方がないので、注意してください。

過去問の丸付けが終了したら、赤本ノートを使って分析していきます。

「先生、赤本ノートじゃなくて、自分のノートを使ってもいいですか?」

という質問をよく受けます。

もちろん、自分のノートを使うことは可能です。

ときわ先生

ただし、自分のノートで漏れなく、細かく分析できる自信があるかを考えてください。

赤本ノートは、その通りに記入するだけで漏れなく分析ができるように作られています。

そのため、効率的でミスが少なく済みます。

僕はそういった理由から、赤本ノートの使用を推奨しています。

過去問を完全再現する勉強法

分析をした後は、次に過去問の復習を行います。

理由は、傾向を頭に叩き込んでその通り解けるよう訓練することと、志望校合格の実力を着実につけるためです。

ときわ先生

そしてこの時期、もし僕が20年の指導経験をそのまま持った状態で受験生に戻ったとしたら、1日の2/3以上を過去問の完全再現に使います。

一番大事かもしれないので、もう一度言います。

  • 過去問の完全再現に時間を割きまくってください!!』

つまり

音読やシャドーイング、セルフレクチャーに集中する

これが最強の勉強法です!!

セルフレクチャーとは、自分が先生になって生徒に教えるつもりで、思考の流れをステップ化して再現することです。

 セルフ(自分自身に) レクチャー(説明する)という意味で、自分で自分に授業をします。

こうすることで、頭の働かせ方を身につけ、どんどん初見での対応力がつくので、必ず行いましょう。

具体的な音読、セルフレクチャーを取り入れた過去問の勉強法ですが、次のステップで行います。

  • 自力で問題を解く
  • 丸付け&解説を見て理解する
  • カンニングOKで音読する(5~10回)
  • カンニングNGで音読する(5~10回)
  • 1時間以上空けて音読
  • 復習日にも音読

このステップで進めます。

まずは、①自力で問題を解きます。

その後、②丸つけをして解説を読み込みます。

その後、に進みます。

ここからが、復習になります。

まず、④何でもカンニングして良い状態で、 声に出して文章を読みながら 構文を意識して直訳をしていきます。 

さらに、間違えた設問はセルフレクチャーを行い、解答根拠を明らかにして説明できるようにします。

ときわ先生

これを5回くらい繰り返すと、何も見なくてもできる感覚になります。

そこで、に進み、カンニングできない状態で、 声に出して文章を読みながら品詞分解をして、直訳をしていきます。

さらに、間違えた設問はセルフレクチャーを行います。

これを完全ノーヒントで、一回やりきれるまで5回くらい音読しましょう。

さらに50%の忘却を防ぐために、⑤1時間以上あけて、再度ノーヒントで再現できるまで音読します。

ここまでで、1日の勉強が終了です。

その後、5日後を目安に復習日を設けて、同じようにノーヒントで再現できるまで音読します。

ここまでやり込むと、生きた文章の中で、単語や文法を暗記しながら直訳の練習もでき、さらに設問の解き方も再現出来ています。

この調子で積み上げていけば、入試対策は万全になります。

過去問の完全再現の重要性

過去問の完全再現がどれほど重要かという話を、改めてします。

過去の教え子に早稲田大学を受験して、そこにしか受からなかった人がいました。
その生徒はGMARCHやそれ以下の大学は全滅しましたが、早稲田だけ合格しました。

理由は早稲田の志望学部の過去問を、20年分徹底的にやり込んだからです。

全ての問題を音読して、セルフレクチャーできるようにしたんです。

ときわ先生

つまり、先ほど紹介した「過去問を完全再現する方法」を愚直に行ったんですね。

結果として、彼は早稲田の志望学部の英語の長文をすべて訳せる状態にし、問題の傾向や出題意図を完全に把握していました。

つまり、彼は受験時点で「早稲田専用」の知識とスキルを持っていたんです。

これが意味するのは、過去問を徹底的に音読し、セルフレクチャーを行うことで、志望校の傾向を体に染み込ませることができるということです。

また、自分が受験する学部や学科で必要とされる単語や知識を、自然に手に入れることができました。

⑤本番のシュミレーションを行う

ある程度過去問に取り組んだら、本番のシミュレーションを考えていきます。

「負けの99%は自滅である」という言葉があります。

これは、麻雀の鬼と呼ばれた桜井章一さんが語った言葉で、勝負ごとで負ける原因のほとんどは自分自身にある、という意味です。

これを聞いて「なるほど」と思いませんか?

受験も同じで、負ける理由の多くは

  • 準備不足やメンタルの乱れ
  • 段取りの悪さ

など、自分自身の問題に起因します。

そのため、本番で起こり得る様々な状況を事前に想定し、どう対処するかを決めておくことが大切です。

これをやっておくと、不測の事態が起きてもパニックにならず、冷静に対応できます。

本田圭佑選手のシミュレーションの話

元日本代表の本田圭佑選手がインタビューで語った話があります。

ときわ先生

彼は試合前に、同じ時間をかけて試合のシミュレーションを行うそうです。

目を閉じて、これから行う試合の流れをイメージし、シミュレーションの中で一度試合を終えてから実際の試合に向かう。

これを聞いた時に僕は、これほどまでに入念な準備をするからこそ、結果を出せるのだと感心しました。

受験においても同じです。

本田選手のレベルまで徹底的にやれとは言いませんが、準備の重要性はしっかり理解してほしいです。


⑥事前に決めておくべきこと

それでは、具体的に事前に決めておくべき具体的なポイントです。

  1. 志望学部の難易度・傾向・相性・倍率を分析
  2. 標準化を加味して各科目の目標点を設定
  3. 大問ごとの時間配分や切り方を考える
  4. 不測の事態と対処法を考える
  5. その通りにできるまでシミュレーションを繰り返す

①志望学部の難易度・傾向・相性・倍率を分析

赤本ノートを使い、時間配分や処理スピード、傾向を分析する。

特に「どこで得点を稼ぐか」「どの問題を切るか」を考えます。

大問ごとの解き方や、時間配分を明確にしておくとベストです。

②標準化を加味して各科目の目標点を設定

標準化とは、受験者の平均点との相対評価で得点を調整する仕組みです。

標準化を知らない人もいると思うので、簡単に説明します。

素点と標準化後の得点って違うんです。

ときわ先生

例えば、テストで100点満点中90点を取ったら、それが素点(そのままの点数)です。

でも、入試では標準化、つまり得点調整が行われ、多くの大学が独自の計算式を使って換算しているんです。

具体的に説明すると、

その年の受験生の平均点に対して、自分がどれだけ上回っているか、で調整する仕組みです。

例えば、100点満点のテストで自分が60点取ったとします。

このとき

  • その年の平均点が60点なら、自分は平均と同じです。
  • 一方で、前年の平均点が50点だった場合、同じ60点でも前年の方が価値が高いです。

こういう時、標準化すると同じ60点だったとしても、前年の60点の方が良い点数として扱われるんです。

全科目標準化を行う大学もあり、平均を下回ると合格が厳しくなるので、全科目でバランスよく得点を取る必要があります。

そのため赤本で素点を確認するだけでなく、「標準化後の得点がどれくらいになるか」を意識してください。

大問ごとの時間配分や切り方を考える

どの問題に時間をかけ、どの問題を捨てるかを事前に決めておきます。

時間配分を明確にして、本番で迷わないようにしましょう。

④不測の事態と対処法を考える

試験中に予期せぬことが起きた場合の対策を、事前に準備しておきます。

例:時計を忘れたらどうするか、最初に解く大問が全然分からなかった場合の次の行動など、必ず書き出します。

⑤その通りにできるまでシミュレーションを繰り返す

本番さながらの状況を再現し、何度もシミュレーションを行います。

これにより、不安を軽減し、冷静に試験を進めることができます。

2章:本番当日の過ごし方

2章では、本番当日の過ごし方を解説します。

しっかりと理解し、準備しておくことが成功への鍵となります。
早速具体的なポイントを見ていきましょう。

具体的なポイント

次の8つのポイントをチェックしましょう!

①朝は6時に起きる

  • 入試は通常10時頃に開始されます。
  • 脳が活性化するのは起床後2~3時間後なので、試験開始の3~4時間前には起床する習慣をつけましょう。

②朝ご飯と持ち物チェック

  • 朝ご飯はしっかりと食べ、脳に必要なブドウ糖を補給しましょう。
  • 持ち物チェックは前日と当日朝に2回行います。特に腕時計は忘れやすいので注意してください。

③余裕を持った行動を心がける

  • 電車の遅延やトラブルを想定し、試験開始1時間前には会場に到着しましょう。
  • 過去には遅延証明が認められず、試験を受けられなかった例もあります。
    不測の事態に備え、タクシー代を持参しておくのも一つの対策です。

④待ち時間の過ごし方

  • 待ち時間には、基礎的な計算や注意事項をまとめたノートを見直しましょう。
  • 友達とのおしゃべりで気が散るようであれば、別行動も選択肢の一つです。

⑤集中力を高めるBGMの活用

  • 緊張を和らげたり、集中力を高めるためにBGMを活用するのも良い方法です。
  • 自分がリラックスできる曲やテンションを上げる曲を試してみてください。

⑥休み時間に答え合わせはしない

  • 試験の合間に答え合わせをしても、意味がありません。
  • 休み時間は次の試験に備える時間として使いましょう。

⑦イチロー選手のルーティンを真似しよう

  • イチロー選手が打席前に行うルーティンのように、自分が集中できる習慣を作りましょう。
  • 何か小さな動作や呼吸法など、集中力を高める「自分専用の儀式」を試してみてください。

⑧ 試験開始直後の確認

  • 試験が始まったら、まず全体を見渡して問題の構成を把握しましょう。
  • 時間配分が予定通りにいきそうか、最初に確認することで焦りを防げます。

メンタル面での心構え

  1. 「絶対受かる」と思い込む
    • 自信を持って試験に臨みましょう。自己暗示はメンタルを整えるのに効果的です。
  2. 周りの受験生を意識しない
    • 他人と比較する必要はありません。彼らは「牛丼」程度に思って、気を散らされないようにしましょう。
    • 彼らは牛丼で人ですらない、はい彼も牛丼、彼女も牛丼!!人間は君だけだ!!
  3. 緊張したら笑いを取り入れる
    • 緊張を和らげるには笑うことが効果的です。和やかな気持ちで試験に臨みましょう。
  4. 難問が出ても落ち着く
    • 難しい問題が出ても、自分だけではなく他の受験生も同じ状況です。
    • 全体を俯瞰して、できるところを確実に解きましょう。

試験本番の進行の重要ポイント

  1. 解答の進め方
    • 分からない問題でも空欄にせず、とりあえず解答欄を埋めておく。マークミスを防ぎ、後で見直しやすくなります。
  2. 見直しを重視する
    • 難しい問題に時間をかけるより、見直しに時間を使いましょう。ケアレスミスを減らすことが合格への近道です。
  3. 設問から逆算する
    • 解けるはずの問題でつまずいたら、設問の内容から逆算して解答を導きましょう。
  4. マークミス防止
    • 大問ごとにマークを確認してから次に進むようにしましょう。一気に最後まで解くよりも、確実性が上がります。
  5. 受験番号と名前のトリプルチェック
    • 受験番号や名前を書き忘れることがないよう、試験終了前に必ず確認してください。

最後に

受験当日は、これまでの努力を発揮する場です。

  • 過去の失敗や不足感を手放し、今に集中すること。
  • 全面的に自分を信じて、目の前の問題に全力で取り組むこと。

この心構えが、合格への鍵となります。

結果がどうであれ、この経験は必ずあなたを成長させる大切なステップです。

最後まで諦めず、1点でも多く取りに行きましょう。

3章:直前期のメンタル爆上げ

3章では、あなたの原動力であるモチベーションを爆上げしましょう!

直前期になると、こんなことが起きます。

  • いきなり問題が解けなくなった
  • 文章を目で追っているだけで、全然頭に入らない
  • 「落ちたらどうしよう」と不安になって情緒不安定になる
  • 無断で塾をさぼってしまう
  • 家族に八つ当たりしてしまう

直前期は、一番プレッシャーを感じる時期です。

しかし、それは真剣に向き合っている証拠です。全力だからこそ、不安が出てくるのです。

ときわ先生

僕は20年以上受験生を指導してきて、その辛さを何度も目の当たりにしてきました。

だからこそ、あなたの気持ちも痛いほどわかります。

でも、ここをどう乗り越えるかで結果が変わるんです。

だからまず最初に、あなたにこの言葉を送ります。

感情は選択できる

この言葉は、これまで多くの教え子を救ってきました。

例えば、「道端で誰かとぶつかる」という場面を想定します。

この「ぶつかる」という出来事自体は、変えようのない事実です。

では、ここにAさんとBさんを登場させてみます。

Aさんは喧嘩っ早い性格で、ぶつかった時に「てめ~この野郎!!」と怒りの感情を抱きました。

一方で、Bさんは控えめな性格で、ぶつかった際に「すみません、大丈夫でしたか?」と謝罪し、申し訳ないという感情を抱きました。

このように、AさんとBさんでは同じ出来事でも持つ感情が全く異なります。

ここがとても重要なんです。

感情が異なるということは、感情をコントロールし訓練することで、自分で選べるようになるんです。

これは、僕が20代の頃に教わった時に「そうだよな、自分もそうなりたいな」と感動しました。

出来事そのものは客観的で変えられません。

ときわ先生

「ぶつかった」という事実は動かせませんよね?

でも、それに対してどう反応するのか、どんな感情を選ぶのかは、自分で決めていいんです!

これを勉強に置き換えてみましょう。

例えば、第一志望の過去問を解いた結果、本番1週間前に合格最低点に届かない得点だったとします。

  • ①「だめだ!終わった!どうしよう、もう無理だ!」
  • ②「本番前にこういうことが分かって良かった。まだ時間はある。冷静に分析して、絶対に本番で点を取る!」

①②のどちらの感情も選べるんです。

どちらの感情を選ぶ方が自分の受験をより良くできるのか、そこを常に考えながら感情を選択してください。

これからの人生、社会で生きていく中でも、必ず困難に直面する場面が訪れます。

そんな時、自分を信じて、自分を鼓舞して、困難に立ち向かう力をつけることが本当に大事なんです。

本当の成功者は、やる気がない時にこそやるもの

そして次のお話ですが「本当の成功者は、やる気がない時にこそやるもの」です。

やる気がある時にやるのは、正直当たり前です。

だって、やる気があるんだから。

ときわ先生

でも、どうしてもやる気が出なかったり、不安で勉強に手がつかないこともありますよね?

そんな時に、成功者ほど立ち向かうんです。

なぜなら、そこで差がつくと分かっているからです。

皆が嫌がること、面倒だと感じることは、やる気が出にくいものです。

受験勉強も、好きで楽しんでやっている人はほんの一握りでしょう。

大半の人は「本当はやりたくない」と思いながらやっています。

だからこそ、やらないことは簡単です。

そしてある程度までやって「まあ、こんなもんでいいか」と妥協してやめてしまう人が圧倒的に多い。

そこで一歩踏み込んで人一倍頑張る人が、結果を出すんです。

ここで面白い例を挙げますね。

「2-6-2の法則」

ときわ先生

「2-6-2の法則」って知ってますか?

全体を10とすると、どんな集団でも

  • 2割が劣等生
  • 6割が普通
  • 2割が優秀

に分かれるという法則です。

さらに、この優秀の中でもまた2-6-2に細分化されます。

つまり、優秀の中にも「劣等生」と「普通」「優秀」がいるわけです。

特に優秀な人、つまり20%の中のさらに20%。

これを計算すると全体のわずか4%しかいません。

では、この4%の人たちはどこに進学するのでしょうか?

早慶は受験生全体の中で3%未満と言われています。

つまり、優秀の中でも特に優秀な人が早慶に行くということが分かりますね。

ではGMARCHはどうでしょうか?

GMARCHに行くのは全体の約15%と言われています。

つまり、優秀の中でも普通の上位層や優秀層が合格するんです。

すると、難関大に合格しようと思ったら、偏差値70くらいの進学校でしっかり成績を取っていないと、順当に合格するのは難しいことになります。

さらに受験生は3つのタイプに分類できます。

  • 死ぬほどやる
  • そこそこやる
  • やらない

これを数字にすると、①が約10%、②が80%、③が10%です。

ときわ先生

実際は①と③がもっと少ないかもしれませんが、重要なのは、大半の人がそこそこしかやらないという事実です。

ここであなたは「ワンランク上を目指しておけば、ワンランク下がっても志望校に届く」という言葉を聞いたことはありますか?

たとえば「早慶を目指しておけば、ワンランク下がってもGMARCHに受かる」という考え方です。

なぜなら、みんなそこそこしかやらないからです。

そこそこしかやらないと、ワンランク落ちます。

では、ここで自分に問いかけてみてください。

  • あなたは偏差値70の超進学校で、高校1年生からコツコツ勉強してきましたか?
  • 偏差値60を超え続けていますか?65を超えていますか?

もし超えていなかったら、そこそこやっている場合じゃないって気づいてください。

そもそも、死ぬほどやらないと間に合わない状況にいるのに、「やる気がない」とか言ってる人がいたら「何を言ってるんだ」ってなりませんか!?

早慶やGMARCHは上位層が取ります。

逆転を狙っているのに、そこそこしか勉強していなかったらワンランク落ちてしまう。

つまり第一志望には届かない、ということなんです。

この事実に気づきましょう。

残り時間が少ないかもしれないけれど、今わかったのなら、今日から目の色を変えて死ぬ気でやるしかないんです!

もう迷っている場合ではないです!!

ペンを持ちましょう!!

100人の村

次に「100人の村」という話をしていきたいと思います。

この「100人の村」という話は、世界の人口を100人の村に圧縮して考えるとどうなるか、という内容です。

例えば、世界の人口を100人に圧縮した場合

  • 52人が女性、48人が男性
  • 30人が子ども、70人が大人
  • 1人だけが大学教育を受けられる
  • 2人がコンピューターを持っている
  • 14人は文字が読めない
  • 20人が飢餓状態(明日食べるものもないような状況)
  • 全体の約30~40人が貧困状態

こういった現実があるわけです。

ときわ先生

でも、ここで誤解してほしくないのは「途上国に生まれなくてよかった」「途上国の人はかわいそうだ」と言いたいわけではありません。むしろ、これは物事の全体像を俯瞰して見るためのヒントなんです。

今、自分がどんな立場にいて、どれだけ恵まれた環境で大学受験という選択をしているのか、そういう意識を持ってほしい。

物事を感謝の気持ちから捉えてほしい、ということなんです。

例えば「大学教育を受けられるのは世界のたった1%」と聞いたときに、僕はどう感じたか。

それは「こんなに恵まれた環境で腐っている場合じゃない」と思いました。

自分がだらだらと携帯をいじったり、YouTubeを見ている場合じゃない、と。

さらに、僕たちが通う塾や学校にはお金がかかっていますよね。

それを支えてくれている親への感謝も、改めて感じるきっかけになりました。

親は子どもに対して厳しいことを言うかもしれないけど、実際には信じているし、愛情を持って支えてくれているんです。

だから、まずは腐らずに、感謝の気持ちを持って、素直に勉強に取り組んでほしいんです。

この「100人の村」の話から自分が置かれている立場を知り、俯瞰する視点を持つことで、より前向きに行動できるはずです。

今までの人生を振り返ってみましょう

ここで少し、今までの人生を振り返ってみましょう

あなたはこれまで、死ぬ気で何かに取り組んだことがありますか?

僕から皆さんに質問したいのは「もし第一志望に不合格だったとして、泣けますか?」ということです。

これについて、僕自身の経験を少しお話しさせてください。

試験当日の僕

僕は学習院大学出身ですが、当時の志望校は早稲田大学でした。

ときわ先生

でも、第一志望の試験前日、ものすごく緊張してしまい、ほとんど一睡もできないまま試験当日を迎えました。今となっては言い訳でしかないのですが、その影響で試験中、特に1教科目の英語の時間に、頭が真っ白になってしまったんです。

試験が始まって英語の問題を開いた瞬間、全然読めなくなってしまって、もうパニックでした。

何とか最後まで解き切ろうと必死でしたが、「もうダメだ」という感覚はずっと拭えませんでした。

試験が終わった後、友達と帰る約束をしていたんですが、それもキャンセルして、早稲田大学から高田馬場駅まで30分くらいかけて歩きながら、大泣きしました

その時の涙は、自分が一生懸命に勉強してきたからこそ出たものだったと思います。

だからこそ、ここであなたにも問いたいんです。

  • もし、第一志望に不合格だったら「まあ仕方ない」と思ってしまいませんか?
  • 「準備が足りなかったし」とか言って、どこかで自分を納得させようとしていませんか?

そう思う自分がいるとしたら、それはまだ本気で取り組んでいない証拠なんです。

本気で努力してきた人は、第一志望に落ちたときに泣き崩れるくらい悔しさを感じます。

それくらいの覚悟とコミットを持って、目の前の受験に向き合ってほしいんです。

まだ時間はあります。

たとえ1日でも2日でも、今日から変わることはできるんです。

ここで一歩踏み出せるかどうかが、未来の結果を大きく変えます。

だから、今日、この瞬間から本気で変わっていきましょう。

残りの時間を、全力で駆け抜けてください

まとめ

この記事では【大学受験】受験直前期の過ごし方を徹底解説!裏ワザ勉強法&受験当日の戦略&メンタル強化法というテーマで解説しました。

直前期を完璧に過ごして受験を成功させるためには、

  • 直前期でやるべきことを理解して実践する
  • 当日の過ごし方も理解して万全にする
  • さらにやる気に火をつけて一気に合格まで駆け上がる

ことが大事だと分かりました。

直前期を無駄に過ごし成果が出ない人は、毎年沢山います。

その多くの方が闇雲に取り組んで、戦略も勉強法も分かっていません。

さらにモチベに悩んでいます。

このご縁を頂いたあなたには、だからこそ絶対に偏差値を爆伸びさせてほしいです。

この記事があなたの合格につながれば、幸いです。

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