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【完全解説】たった180日間で立教大学に逆転合格する「3STEPロードマップ」

【完全解説】たった180日間で立教大学に逆転合格する「3STEPロードマップ」

この記事では、立教大学に短期間で逆転合格するための方法を解説します。

ときわ先生

「憧れの立教大学のキャンパスを歩いてみたい!」という受験生は多いです。

しかし、立教大学の偏差値が高く不安になったり、何から勉強を始めるべきか分からない方もたくさんいます。

そこでこの記事では、立教大学の合格にむけて最大限のサポートをします。

立教大学の合格までの道のりや複雑な入試内容、合格までに必要な戦略を完全に理解できます。

貴重な時間を無駄にしないために、ぜひ最後まで読んで受験勉強に活かしてください!

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目次

第1章「立教大学の入試の特徴」

個人見学 | 立教大学
画像引用:立教大学

立教大学では、一般入試大学入学共通テスト利用入試の2つの形式に分かれています。

この2つの形式について、それぞれ解説します。

一般入試

一般的な私大の入試とは異なり、立教大学は特殊な入試形態です。

下で2つの入試形態を比べます。

大学一般的な私大立教大学
出題科目  英語
国語
歴史(数学)
国語、歴史(数学)は同じ
英語のみ、英検や共通テストの点数を独自の換算式で得点換算して使用する
問題の内容   学部ごとに異なる全学部で同じ問題

※国語は、文学部以外は漢文不要

ときわ先生

上の表を見てみると、英語だけ立教大学で特殊な入試形態になっています。

また、この英検や共通テストの換算得点を、立教大学側は公式で発表していません。

次に、立教大学の入試のその他の特徴について見てみましょう。

  • 全学部統一日程
  • 合計で5日間受験できる
    →ただし1回の入試で1学部しか出願できない(他大学の全学部入試では複数出願できる)
  • 受験できない日程がある
  • 歴史か数学の受験かによって受験可能な日数が異なる
    →5日間全て受験ができない

ちなみに、文学部では1日だけ全学部入試ではなく、英語・国語・歴史の3科目を独自問題で受験できる日程があります。

文学部志望で英検のスコアを気にしないで受験したい人は受験を考えてみましょう。

大学入学共通テスト利用入試

一般的な私大では、共通テストの結果だけで合否判定します。

一方で、立教大学は大学入学共通テスト利用入試でも、英検や共通テストの得点換算を行います。

共通テストの実際の得点と四技能のスコアを換算して、高得点の方を採用する仕組みです。

そして共通テスト利用の換算得点ですが、大学から公式に参考例として発表があります。

そのため、参考例の発表を踏まえたうえで出願を検討することができます。

  • 一般入試の換算得点     ・・・非公開
  • 共通テスト利用入試の換算得点・・・公開

学部ごとのランク

同じ立教大学でも、人気学部やキャンパスの立地によって合格する難易度が異なってくると言われています。

ここからはあくまで個人の見解ではありますが、学部をランク分けしました!

  • Aランク・・・経営学部(偏差値62.5〜65) 異文化コミュニケーション学部(偏差値65) 
  • Bランク・・・社会学部(偏差値62)    現代心理学部(偏差値62.5)
  • Cランク・・・経済学部(偏差値60)    文学部(偏差値60)          法学部(偏差値60)
  • Dランク・・・観光学部(偏差値57.5)   コミュニティ福祉学部(偏差値57.5)   スポーツウェルネス学科(偏差値55)

※偏差値は河合塾を参考。

ときわ先生

このように立教大学は、学部によって最大で偏差値10もの差があります。

この偏差値の差を生み出す大きな原因の一つが、キャンパスの立地です。

立教大学は本キャンパスの池袋キャンパスの他に、比較的新しく新設された学部がそろう新座キャンパスが存在します。

新座キャンパスは都内ではなく埼玉県にあります。

そして新座キャンパスにある学部が現代心理学部、観光学部、コミュニティ福祉学部、スポーツウエルネス学科となっており、現代心理学部を除くと全てDランクです。

やはり立地は受験生にとって非常に大事なようです。

英検でスコアを取っておいた方が良い?

ときわ先生

立教大学を第一志望にしているのなら、事前に英検でスコアを取っておいた方が良いです!

なぜなら、共通テストは一発勝負です。

それに比べて英検はSCBTを含めると年間で9回ほど受験チャンスがありますし、スコアは2年間有効です。

英検は一度失敗しても挽回できることを考えると、きちんとスコアを取得しておくのがオススメです

さらに他の私大でも英検利用入試で出願可能となるため、時間がある人は英検に挑戦してください。

難易度や傾向と取り組みのしやすさを考えると、英検2級が無難です。

学部ごとの取るべき予想得点

下の表は、立教大学の偏差値ランクA~Dの学部ごとの、取るべき予想得点です。

まずは偏差値Aランクの学部です。

Aランク英検CSE共通テスト国語・歴史(当日)
異文化コミュニケーション学部2400以上185-19085%
(英検CSE2400で85%が最低ライン)
経営学部2350以上18085%
(英検CSE2350で85%が最低ライン)

次に偏差値Bランクの学部です。

Bランク英検CSE共通テスト国語・歴史(当日)
社会学部
現代心理学部
2300以上17080%
(英検CSE2300で80%が最低ライン)

次に偏差値Cランクの学部です。

Cランク英検CSE共通テスト国語・歴史(当日)
経済学部
文学部
法学部
2250以上16080%
(英検CSE2250で80%が最低ライン)

次に偏差値Dランクの学部です。

Dランク英検CSE共通テスト国語・歴史(当日)
観光学部
コミュニティ福祉学部
スポーツウェルネス学部
2150以上114070-75%
(英検CSE2150で70-75%が最低ライン)

これらはあくまでも目安で、年度や受験日の試験の難易度によって変化します。

第2章「立教大学合格ロードマップ」

この章では、科目ごとに具体的に何をするべきか、そして勉強法もお伝えします。

ときわ先生

この章を見ることで具体的な目標や学習方法が明確になり、今日から何をすべきか分かります!

勉強の進め方について

まず基本方針として、全科目に共通する勉強の進め方について解説します。

イメージは次の通り。

  • ステップ0:中学レベル
  • ステップ1:日東駒専レベル(偏差値52.5)
  • ステップ2:共通テストレベル
  • ステップ3:GMARCHレベル(偏差値60)
  • ステップ4:過去問演習

★ステップ0:中学レベル

まず、苦手な人は中学の内容まで立ち戻る勇気を持ってください。

プライドは捨て、自分がつまずいたところまで戻って学習しましょう。

★ステップ1:日東駒専レベル(偏差値52.5)

次に受験レベルの基礎固めをしながら、日東駒専レベルの偏差値50くらいを目指して仕上げていきます。

★ステップ2:共通テストレベル

その後、共通テスト対策に入っていきます。

人によっては日東駒専レベルと並行して共通テスト対策を行っても問題ありません。

★ステップ3:GMARCHレベル(偏差値60) ★ステップ4:過去問演習

そして最後にGMARCHレベルを仕上げて過去問演習に入ります。

この流れを踏むことで、段階的に学力を上げていけるのでオススメです。

英語の学習ロードマップ

英語の基本的な勉強の進め方は

  • ステップ0:中学レベル
  • ステップ1:日東駒専レベル(偏差値52.5)
  • ステップ2:共通テスト&英検2級対策
  • ステップ3:GMARCHレベル(偏差値60)
  • ステップ4:英検準1級レベル

このようなこのように進めていくとスムーズです。

また、英語は語学学習になるので、基礎が怪しい人は

  • 単語・文法
  • 熟語・英文解釈
  • 長文読解

の順番で勉強しましょう。

ときわ先生

この順番で学習することで、確実に基礎からステップアップできます。

英語:ステップ0(中学レベル)

ステップ0の中学レベルから取り組む必要があるのは、以下のような人です。

  • 英語がとことん苦手
  • 中学レベルの単語・文法が危うい
  • 中学レベルの単語帳を見ても、半分くらいしか分からない
  • 不規則動詞の変化や品詞の概念、不定詞、動名詞、関係詞、現在完了あたりが危うい
ときわ先生

これらが当てはまる人は、中学レベルから取り組むようにしましょう。

具体的な勉強の流れですが、まずは中学レベルの単語と文法を並行して進めていきます。

単語帳は中学システム英単語や中学版ターゲットなどに取り組むと良いでしょう。

もし英語アレルギーの場合は「中学3年間の単語がイラストで覚えられる本」などの、なるべくイメージで暗記できるものを選びましょう。

文法に関しては「中学英語をもう一度ひとつひとつ分かりやすく」などの、解説動画があるタイプの参考書を一冊取り組むと効果的です。

英語:ステップ1(日東駒専レベル)

英単語と文法

まず英単語と文法の、オススメの参考書を紹介します。

  • 英単語・・・ストック3500
  • 文法 ・・・大岩のいちばんはじめの英文法超基礎編

英文法が終わった後は、英熟語と並行して英文解釈も進めていきます。

英熟語は語源やイメージで暗記した方が良いので、「イディオムマスター」や「ランク順英熟語1100」などに根気強く取り組んで下さい。

また単純暗記が良い場合には「英熟語ターゲット」、長文の中で覚えたい場合には「速読英熟語」などを検討しましょう!

英文解釈

英文解釈は「動画でわかる英文法(読解入門編)」などの、動画付きの教材で基礎からしっかり学習しましょう。

ときわ先生

英文解釈を学んでおくことで、文構造を理解した上で精読でき、長文読解がスムーズになります。

そして英文解釈が終わった後は、関先生のザルール1に取り組みながら関先生のポラリス英文法1あたりで入試レベルの文法を固めましょう。

ザルール1の後はザルール2に入り、ここまでで日東駒専の学力の完成となります。

長文の復習

ザルールに書いてある関先生の教えている音読方法を必ず実践してください。

何度も繰り返し効果的な方法で音読をすることで、長文読解の力は着実についていきます!

英語:ステップ2(共通テスト&英検2級対策)

共通テストと英検の対策」は同時並行で進めるのではなく、状況に応じてやる順番を決めて取り組みましょう。

共通テスト対策

〇リーディング
日東駒専レベルの基礎が固まっていれば「1カ月で攻略! 大学入学共通テスト英語リーディング」などの対策本を1冊やり、後は過去問演習で問題ありません。

〇リスニング
こちらも基礎が固まっていれば「1カ月で攻略! 大学入学共通テスト英語リスニング」など1冊でOKです。
しかしいきなり共通テストレベルが厳しい場合は「リブート」や「プラチナルール」などの導入参考書を挟むようにしましょう。

英検2級対策

まず「総合対策教本」や「直前1か月で受かる英検2級のワークブック」等の導入本を挟んでから過去問を解くと、スムーズに対策できます。

また、英作文に関しては型を覚えるようにして、必ず添削してもらうようにしましょう。

英語:ステップ3(GMARCHの対策)

ここで英文解釈につまずきやすいです。

ときわ先生

「英文解釈ポラリス1」や「世界一わかりやすい英文読解の特別講座」など、関先生シリーズで統一して補足していくのがオススメです!

その後は、ザルール3そして長文ポラリス2あたりを仕上げていきます。

英文法に関しては、ポラリス英文法2に入ると良いでしょう。

他のマーチ併願を考えるとポラリス2はやっておいて損はないと思います。

英語:ステップ4(英検準1級レベル)

ときわ先生

まず単語はパス単やEXなどを一冊やることをオススメします。

英検2級だと専用の単語帳を使わなくても何とかなることが多いのですが、準1級レベルになると話は変わってきます。

そのため是非一冊取り入れて下さい。

次に2級の時と同様に「総合対策教本」や「直前1か月で受かる英検準1級のワークブック」等の導入本を挟んでから過去問に入っていきます。

その際に分野別で対策する必要がある場合にのみ「最短合格シリーズ」などで細かく対策していきます。

現代文の学習ロードマップ

立教大学の国語は制限時間75分で大問3題(現文・現文・古文)

現代文

現代文に関しては基本的に2題とも評論だと思ってOKですが、たまに小説や随筆も出題されています。

難易度はGMARCHの中でも比較的読みやすく標準レベル。

現代文は内容説明、空欄補充、内容真偽(〇×二択のお家芸)、記述式内容説明で本文の語句を使って答える問題などです。

古文

古文は標準レベルで説話と物語が多い印象(王道問題が多め)

注意点として

  • 設問数が多いので悩みすぎると、時間が足りなくなる可能性がある点
  • 年度や日程によっては読みにくい文章が出ている点

があります。

ときわ先生

過去問演習や、赤本ノート等を使った傾向や失点分析を行い、苦手なところは参考書に戻って常に復習することを心がけてください!

国語の目標得点は、Aランクは85%、BCランクは80%、Dランクは75%を目安に取り組みましょう!

現代文の勉強の進め方

現代文の基本的な勉強の進め方は、

  • ステップ0:中学レベル
  • ステップ1:日東駒専&共通テストレベル(偏差値52.5)
  • ステップ2:GMARCHレベル(偏差値60)
  • ステップ3:過去問演習

このような順番で勉強を進めていくとスムーズです。

現代文:ステップ0(中学レベル)

ステップ0の中学レベルから取り組む必要があるのは、以下のような人です。

  • 高校の現代文以前の基礎となる部分が苦手な人
  • 国文法の基本的な知識、小中レベルの漢字や語い、同意表現や対比、抽象具体といった論理構造を見抜くのが苦手な人
  • 形容詞や副詞、助詞助動詞などの品詞の概念が分からない人
  • 文章を読んでも頭に入ってこない人

これらが当てはまる人は、中学レベルから取り組むようにしましょう。

具体的な勉強の流れは、まずは小中レベルの漢字と国文法、語い、論理の勉強を並行して進めていきます。

それぞれのオススメの参考書を紹介します。

  • 漢字 ・・・くもんの「できた中学国語の漢字編」
  • 国文法・・・くもんの「できた中学国語の国文法編」
  • 語い ・・・「15歳までに知っておきたい言葉1800」
  • 論理 ・・・「ふくしま式本当の国語力がみにつく問題集」

現代文:ステップ1(日東駒専&共通テストレベル 偏差値52.5)

漢字

「漢字マスター1800」などの受験用の参考書を一冊決めて取り組んで下さい。

※必ず漢字の意味も記載されているものを選ぶ (調べる手間が省け、語いを補強できる)

語い

「読解を深める現代文単語」などの受験用のキーワードを一冊用意しましょう。

ときわ先生

日本人だからといって言葉を読むことができても、意味まで正確に理解できているとは限りません。

そのため、キーワードは必ずやりましょう。

読解

読解は「安達のゼロからはじめる現代文」や「船口の最強の現代文」などの、ゼロから読み方と解き方が分かる本を最初にやりましょう。

その後「アクセス基本編」のような解説が体系的で復習しやすい問題集で、アウトプットをしていきます。

「共通テスト集中講義」や「きめる共通テスト」などで共通テストタイプの取り組み方を学び、共通テストの過去問で仕上げをしていきます。

現代文の読解の復習は、必ずセルフレクチャーを取り入れましょう(最強の勉強法です)

ノーヒントの状態で、言葉の意味を明らかにしながら、意味段落を捉えて要約します。

そして設問ごとに解き方を説明しながら解答できるようになるまで、同じ問題を何度もやりこむようにして下さい。

現代文:ステップ2(GMARCHレベル 偏差値60)

王道の「現代文の開発講座」に取り組み、しっかりと要約練習をしながらセルフレクチャーを積み重ねていきます。

その後「新現代文レベル別問題集4」に取り組みます。

現代文:ステップ3(過去問演習)

ここまでくれば充分に実力はついていますので、過去問演習に取り組んでいきます。

過去問も必ず復習の時にはセルフレクチャーを行いましょう。

ときわ先生

そして赤本ノートなどでの分析も忘れずに。

古文の学習ロードマップ

次に古文の基本的な勉強の進め方は、

  • ステップ1:日東駒専&共通テストレベル(偏差値52.5)
  • ステップ2:GMARCHレベル(偏差値60)
  • ステップ3:過去問演習

このような順番で勉強を進めていくとスムーズです。

古文:ステップ1(日東駒専&共通テストレベル 偏差値52.5)

単語

「読んで見て覚える古文単語315」のような王道的な単語帳を使うか、イメージで覚えやすい「新古文単語336」がオススメです。

ときわ先生

またゴロでひたすら暗記したい人には「ゴロゴ」が根強い人気があります。

新装版 新・ゴロゴ古文単語

古文単語は、一つの単語に対して複数の意味があることが多いです。

丸暗記ではなく語源やイメージを基にして連想して繋げて暗記した方が効率が良いです。

文法

オススメの参考書は「矢澤の古典文法」や「岡本梨奈の一冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」

演習は「ステップアップノート基礎編」で行っていきましょう。

古文解釈

古文解釈は、一文一文を品詞分解して直訳しながら、読む時のテクニックや解き方のテクニックを学んでいきます。

ときわ先生

いきなり何も知らない状態で古文読解の問題集に入っても効率の良い勉強にならないので、必ず読解の講義系参考書で学習方法を学んでください。

オススメは「岡本梨奈の一冊読むだけで古典の読み方&解き方が面白いほど身につく本」です。

読解

型を身につけたら読解の問題集に入っていきます。

オススメは「岡本先生のポラリス1」から「ポラリス2」の流れです。

オススメの古文読解の復習方法

古文読解の復習は音読をオススメします。

これは、ただ読むだけのやり方ではありません。

英語の音読のように、ノーヒントで品詞分解をして直訳しながら読解テクニックを駆使し、設問を解説できるまで何度も再現を行う方法です。

時間はかかりますが非常におすすめなので、ぜひ取り組んでみてください。

古文:ステップ2(GMARCHレベル 偏差値60)

まずは「ポラリス3」に取り組みます。

その後「難関私大古文演習」や「GMARCH関関同立の古文」あたりを余裕があれば挟んでから、過去問に入ってください。

古文:ステップ3(過去問演習)

過去問も復習の時には音読を行うようにしてください。

そしてもちろん赤本ノートなどでの分析も忘れずに行ってください。

歴史の学習ロードマップ

次に歴史のロードマップについて解説します。

基本的な勉強の進め方は、世界史も日本史も基本的には同じ流れで学習していきます。

  • ステップ1:日東駒専&共通テストレベル(偏差値52.5)
  • ステップ2:GMARCHレベル(偏差値60)
  • ステップ3:過去問演習

このような順番で勉強をしていくとスムーズです。

立教大学の歴史の傾向は以下の通りです。

  • 世界史・日本史ともに、制限時間60分で大問2題
  • 全ての時代から満遍なく出題
  • 教科書レベルの標準的な難易度 (ただし用語集レベルから出題されることもあり)
  • 年代や地理、文化史も出題
  • 日本史は、史料を問う問題も出題
  • 複数の事象を組み合わせて考えさせるような問題や正誤問題、年代の並べ替えも出題

世界史では短い論述も出題されているので、簡単な対策が必要です。

ときわ先生

ただし国立大学のような、がっつりとした論述ではありません。

それに対して日本史では、40〜50字程度の論述問題が毎年1問程度出題されます。

範囲は近世以降が多く、問われるポイントは用語の説明問題が多い印象です。

歴史:ステップ1(日東駒専&共通テストレベル 偏差値52.5)

まず歴史が苦手な人は、マンガなどで全体の流れをおさえていきましょう。

オススメの参考書は、以下の通りです。

  • 世界史・・・「マンガ世界の歴史がわかる本」「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」
  • 日本史・・・「マンガ日本の歴史がわかる本」「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」
ときわ先生

苦手意識がない人はマンガを飛ばして、次の流れでスタートしてください。

まず次の参考書を準備します。

  • 講義系参考書
  • 一問一答
  • 資料集
  • 問題集

王道の勉強法は下記です。

①講義系参考書で流れと内容を理解
②一問一答で用語を暗記
③問題集で知識をアウトプット

また、オススメの参考書は以下の通りです。

世界史日本史
講義系参考書「きめる共通テスト」
「茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本」
「金谷のなぜと流れが分かる本」
一問一答「齋藤の一問一答式」「東進の一問一答完全版」
資料集学校で配布されたもので構いません
問題集「時代と流れで覚える」シリーズ
「z会のはじめる世界史(日本史)」

この流れで問題集と一問一答を終えると充分日東駒専以上のレベルになっているので、最後は共通テストの過去問で演習して80%以上を取れるように仕上げていきましょう。

歴史:ステップ2(GMARCHレベル 偏差値60)

日本史も世界史も「ヒストリア」で仕上げていきます。

もし日本史の史料問題に弱い人は「東進の一問一答」星2つ3つレベルで補足すると良いでしょう。

歴史:ステップ3(過去問演習)

その後は過去問演習に入り、足りない知識を随時補足していきます。

第3章「受験本番までの残り時間と、志望学部に応じた戦略について」

第3章では、1章、2章で解説してきた内容を踏まえた上で、残り時間ごとのタイムスケジュールや戦略について解説します。

ここから先を読んで頂くことで、はっきりと立教までの道筋が見えてきます。

残り時間ごとのタイムスケジュールや戦略

まず全体像から説明していきます。

今回はまず受験までの残り時間で2パターンにわけました。

※英検については未受験で、これから受験することを想定しています。

まずは残り時間が、

  • 1年ある場合
  • 半年しかない場合

この2パターン。

さらに立教大学はランクによって偏差値に差があるので、

  • ABランクを受験したい場合
  • CDランクを受験したい場合

の2パターンも考慮していきます。

合計4パターンを組み合わせて戦略を解説していきます。

つまり

  • パターン1・・・残り時間が1年で、ABランクを受験する
  • パターン2・・・残り時間が1年で、CDランクを受験する
  • パターン3・・・残り時間が半年で、ABランクを受験する
  • パターン4・・・残り時間が半年で、CDランクを受験する

この4つのパターンで考察していくと、皆の状況に当てはまるかと思います。

次にパターン①の『残り時間が1年で、ABランクを受験する』を前提に、解説します。

まずは目標から設定していきます。

英語は、英検スコア2350以上、共通テスト170点以上、当日試験の国語と歴史は80%以上が目標です。

英語

〇パターン1 ・・・残り時間が1年で、ABランクを受験する

このパターンの場合、英検の目標スコアが最低でも2350以上を想定しているので、英検準1級を受験して下さい。

2級の最低合格ラインが1980で、準1級が2300になるので、このランクを受験する場合には準1級が良いです。

そのため第2章で解説した英語のロードマップは全てのステップを行うことになります。

英語:ステップ0(中学レベル)のタイムスケジュール

最初に大まかな参考書の進め方について解説します。

  • 基本的にどの参考書でも、最低2〜3周する
  • 2周目以降は、定着の甘い分野に絞って速習する
  • 絶対に1周だけで終わりにしない
  • 復習を必ずする
  • 特に単語は何十周もまわすつもりで取り組む

これらを意識しながら勉強を進めましょう。

次に勉強のペースについて解説します。

ペースの目安として、以下の表を参考にして下さい。

取り組み1日あたり1週間あたり
英単語50~100語5日間進んで、残りの2日間は復習
文法と英文解釈60〜90分程度
熟語20~30語
長文1題5日間進んで、残りの2日間は復習
もしくは6日進んで、残りの1日は復習
STEP
日東駒専レベル(偏差値52.5)のタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は、中学レベルから開始して3.5か月、日東駒専レベルから開始して3か月が最低ラインだと思ってください。

その場合、高校2年生の3月1日からスタートしたと想定すると、中学レベルからスタートで6月半ば、日東駒専レベルからスタートで5月末が最低ラインで、苦手科目の場合はもっと期間が延びる可能性があります。

STEP
共通テスト&英検2級対策のタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は、共通テスト対策のみ行う場合と英検2級対策のみ行う場合のどちらでも、1.5か月が最低ラインだと思ってください。

また両方対策を行う場合は、その場合は英検の受験回数を確保するために一旦英検対策に全振りして、共通テスト対策は後回しにした方が無難です。

つまりいずれにせよ、英検2級対策からスタートをおすすめします。

STEP
GMARCHレベルのタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は、2か月が最低ラインだと思ってください。

その場合、中学レベルからスタートで9月末、日東駒専レベルからスタートで9月半ばが最低ラインです。

ステップ4:英検準1級レベルのタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は1〜2か月が最低ラインだと思ってください。

すると中学レベルからスタートで10月末、日東駒専レベルからスタートで10月半ばが最低ラインです。

これだと時間的に厳しいと感じる場合は、ステップ2を飛ばしてステップ3に入ってしまって大丈夫です。

英検は2級と準1級のダブル受験もできるので、準1級対策に早めに入るようにしましょう。

ステップ1からステップ3にいけば、準1級対策まで中学レベルからスタートしても9月半ばには終了します。

現代文

ペースの目安として、以下の表を参考にして下さい。

取り組み1日あたり1週間あたり
漢字30語5日間進んで、残りの2日間は復習
語い(キーワード)20〜30語
読解1題5日間進んで、残りの2日間は復習
もしくは6日進んで、残りの1日は復習
STEP
日東駒専&共通テストレベル(偏差値52.5)のタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は中学レベルから開始して4か月、日東駒専レベルから開始して3か月が最低ラインだと思ってください。

すると高校2年生の3月1日からスタートしたと想定すると、中学レベルからスタートで6月末、日東駒専レベルからスタートで5月末が最低ラインです。

STEP
GMARCHレベルのタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は2か月が最低ラインだと思ってください。

すると中学レベルからスタートで8月末、日東駒専レベルからスタートで7月末が最低ラインです。

古文

ペースの目安として、以下の表を参考にして下さい。

取り組み1日あたり1週間あたり
単語20-30語5日間進んで、残りの2日間は復習
解釈60-90分
読解1題5日間進んで、残りの2日間は復習
もしくは6日進んで、残りの1日は復習
STEP
日東駒専&共通テストレベル(偏差値52.5)のタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は3か月が最低ラインだと思ってください。

すると高校2年生の3月1日からスタートしたと想定すると、5月末が最低ラインになります。

STEP
GMARCHレベルのタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は2か月が最低ラインだと思ってください。

すると、7月末が最低ラインです。

歴史

ペースの目安として、問題集や一問一答をベースに考えていきます。

ときわ先生

1日あたり90分で進められる分量を決めて、1週間で5日間進んで残りの2日間は復習にあてましょう。

参考書の量にもよりますが、1周するのに1-2ヶ月を見ておきましょう。

STEP
日東駒専&共通テストレベル(偏差値52.5)のタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は5か月が最低ラインだと思ってください。

すると高校2年生の3月1日からスタートしたと想定すると、7月末が最低ラインになります。

STEP
GMARCHレベルのタイムスケジュール

全てを終了する目安の期間は2か月が最低ラインだと思ってください。

すると10月末が最低ラインです。

残り時間ごとのタイムスケジュールや戦略

ときわ先生

このように見てくると、国語が比較的時間に余裕があることに気がつくと思います。

そのため、現役生で三科目に満遍なく時間を割けない場合は、英語の優先度をかなり高くする戦略も有効です。

大事な英語に集中して取り組むことで、夏休み終わりくらいに確実に英検準1級合格レベルになります。

また、歴史を後回しにすると終わらない可能性が出てくるので、せめて週末くらいは取り組むようにして下さい。

ここまでパターン1を解説してきましたが、残りのパターンについては大量になってしまうので、公式LINEに登録してくれた方に資料としてまとめて書面でプレゼントさせて頂きたいと思います。

今解説したパターン1も文章にして、全ての4つのパターンのタイムスケジュールと戦略について解説しています。

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まとめ

この記事では、立教大学完全攻略ロードマップというテーマでお伝えしました。

立教大学に合格するには、特徴的な入試制度について理解、そしてランクごとの目標得点をおさえることが大切でしたね。

また、ロードマップやタイムスケジュールも活用して頂けたらと思います。

解説した通りに取り組めば、立教大学合格へかなり近づきます。

立教大学が第一志望でどうしても合格したい人は、特殊な入試である以上、戦略的に取り組んでいくしかありません。

しかし情報もなく闇雲に取り組んだり、そもそも何となく怖いという理由で出願を見送るのは本当に勿体ないです。

この記事があなたの合格につながれば、幸いです。

ときわ先生

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